主婦の副業!自立・生活力をつけるべき理由
主婦でも自立は必要?
主婦でも精神的・経済的に自立していたいと考えているなら、手に職をつけておくというのはいかがでしょうか?。
女性の自立というと、ひと昔のウーマンリブ運動や昨今のフェミニズムを想い浮かべてしまう人もいるかもしれません。
しかし、現実にはそういった大きなテーマとは異なる「日常的な些細な出来事」や「女性の心の持ち方」こそが自立することによって変化してくるのです。
その代表的な例の一つが、舅姑の「嫁は家事をすべき」や夫の「生活力もないくせに」といった意見に女性として対抗できるか否かです。
専業主婦は1年365日・24時間体制で働いているにも関わらず、直接的な収入がないばかりに謂れのない批判をされたり存在価値がないかのように非難されることもあります。
もし主婦にも自立できるだけの経済力があって、夫や家族に頼らなくても生活できることが分かっていればそのような扱いは受けなくてもいいでしょう。
夫に万が一のことがあれば…
主婦でも手に職をつけて自立できるというのは、何も夫や家族に依存して生活しないためだけではありません。
たとえば夫が事故や病気になって働けなくなったり、リストラに巻き込まれて職を失ったとしたらどうでしょうか。
こうした家計の危機に直面したとき、主婦に収入を得られる技術や資格があればリスクを回避することができます。
主婦が手に職をつけるということは「転ばぬ先の杖」になるともいえるのです。
もしも離婚となった場合は…
どんなに幸福に見える家庭でも、その内部には離婚の危険性が存在しています。
一見すると良き夫と見えた男性が不倫をしたり、優しいお父さんのように見えた夫が熟年離婚を計画していたりする例は世間にいくらでもあります。
芸能人夫婦のように離婚しても巨額の慰謝料を貰えるなら別ですが、一般市民では女性が一生生活していくだけの慰謝料を獲得できる可能性は低いようです。
主婦が離婚を想定して手に職をつける必要はありませんが、いざというときに自立して生きていけるような技術や資格があれば心強いことは間違いありません。
副業には技術・資格が役立つ
女性が自立し働いて生活していくうえでは、美容系や癒し系の技術や資格が役に立ちます。
美容・癒し系の技術や資格が役立つのは、年齢に関わらず仕事が見つけやすい、地域性に関係なく働きやすいという特徴があるためです。
さらに美容や癒しに関心があるなら、万が一の事態に陥らなくても趣味やボランティアに特技を活かすこともできて一石二鳥といえるわけです。
離婚を考えている主婦が考えておくべきこと!
夫婦が離婚する確率は?
縁あって結婚した夫婦でも、何らかの原因で離婚する可能性はあります。
もし専業主婦が離婚したとしたら、どのように生計を立てて行くかというのは大きな問題です。
厚生労働省の統計調査によると、1960年代までは10万組以下だった離婚件数も2000年代には30万組に迫る勢いとなっているそうです。
夫婦の年代別の離婚率を見てみると30代前半の離婚が最も多く、次いで30代後半、20代後半、40代前半、40代後半という結果が出ています。
つまり、20代後半から40代後半までの夫婦は離婚する率が高いということになるわけです。
離婚はチャンスでもある
夫婦が離婚するというと周囲の人は「気の毒」や「可哀そう」という反応を示しがちです。
特に妻が主婦であったりすると、「夫に捨てられた」や「今後どう生活していくのか」という見方をされることもあります。
しかし、今の時代、離婚をするからといってネガティブにばかり捉える必要はありません。逆の見方をするならば、女性(主婦)にとって「離婚はチャンス」ということもできるのです。
・専業主婦の生活に不満を感じていた人
・家事だけをする人生に疑問を感じていた人
・自分らしい生き方を模索したい人
・女性でも自立して生きたい人
・子育てが終わったら社会に出たい人
こんな女性にとって、離婚は新たな生き方ができる絶好のチャンスともいえます。
離婚するなら手に職を
もちろん、これまで主婦業のみをしていた女性が離婚し、いきなり経済的に自立するというのには難しい一面もあります。
離婚後の生活で経済的に困らないためにも、手に職をつけることを考えてみてはどうでしょうか。
女性が手に職をつける(技術や資格を取得する)のに適したジャンルとしては、介護師やヘルパーなどの「福祉・介護系」、ヨガやエアロビのインストラクターなどの「スポーツ・健康系」、経理事務や医療事務などの「事務系」、パソコンなどを使う「IT系」などがあります。
もし上記のようなジャンルに関心がなかったり、多少なりとも苦手感があるようなら女性に適した「美容・癒し系」の分野を選んでみてはどうでしょうか。
美容・癒し系は女性向きの分野
美容・癒し系の仕事は、これまでに仕事経験のない女性でも無理なく馴染めるというメリットがあります。
たとえば美容に興味があるならネイリストやヘアメイク、アイリスト、美容アドバイサーといった職種、癒しに興味があるならアロマセラピストやリンパケアセラピスト、リフレクソロジストといった職種が適しています。
ワーキングマザーを目指す人にも良い面がある!
ワーキングマザーとは
ワーキングマザー(working mother)とは、仕事と家庭(家事と育児)を両立させている母親をいいます。
ひと口に「仕事と家庭を両立する」といっても並大抵のことではないと感じる人もいるかもしれませんが、ワーキングマザーとして自立していきたいと考える女性は意外に多いのです。
ところが家庭を持つ女性が働くというと出てくるのがネガティブな意見です。
「主婦が働くと家事が疎かになる」や「母親が働いていると子供が可哀そう」などの意見が幅を利かせていると、ワーキングマザーになりたくてもなりにくいという女性もいます。
意外なメリットもある
しかし、最近では「ワーキングマザーは専業主婦よりもストレスが少ない」や「ワーキングマザーに育てられた子供には良い影響がある」という意見も見られるようになってきました。
仕事と家事・育児を並行してこなしている女性からは「意外にストレスがない」という感想が出ています。
その理由は仕事で感じたストレスも家事や子育てをすることで解消できる、逆に家庭で感じたストレスも職場で仕事をすることで解消できるというものです。
つまり、職場ではビジネスウーマン、家庭では主婦と母親というようにスイッチの切り替えをすることでストレスがたまりにくいというわけです。
働く母親に育てられた子供へのアンケート調査では、「仕事を持つ母親に影響を受けた」という子供の割合は約50%であるのに対し、「専業主婦の母親に影響を受けた」という子供は約20%という結果が出ています。
ワーキングマザーの子供が受けた影響として「明るく輝いている」「生き生きしている」「カッコイイ」「誇りに思う」が挙げられています。
ある子供は「手に職を持って年齢に関わらず働く母親は素晴らしい」と感じ、自分自身もそんな生き方をしたいと考えていると語ったとのことです。
ワーキングマザーを目指すなら?
女性が働くうえで心強い味方となってくれるのが技術や資格です。
特にワーキングマザーとして仕事を持つなら、事務系や製造系だけでなく女性の感性を活かせる美容系やトレンドとして需要が急増している癒し系などにも注目してください。
美容系・癒し系の仕事は年齢を重ねても続けられるというメリットがあり、子育てが終わった後も長く継続できて将来性もあります。
また起業して個人サロンを開いたり、フリーとして営業できるという利点もありますのでビジネスウーマンとしての飛躍を期す人にも適しています。
世帯収入を上げ余裕のある生活をする為には主婦の副業
余裕のある家庭ですか?
現代の日本では生活に困っているわけではないが、「必ずしも余裕があるとは言い切れないという家庭が増えています。
総務省統計局の調査によると、30歳未満の夫婦ふたり世帯(子供なし)の毎月貯蓄額は約9万3000円、30代は約13万円、40代は約8万4000円となっています。
一方、子供ありの共働き世帯の毎月貯蓄額は、子供が未就学の場合は約8万7000円、小中学生は約9万6000円、高校生は1万7000円、大学生はマイナス8万7000円です。
このように現時点では余裕がある家庭でも、子供の成長に伴って少しずつ生活に余裕がなくなっていくことが分かります。
ただし、上記の毎月貯蓄額の例はあくまでも共働きで子供ひとり世帯のケースです。
もし、夫のみが仕事をしていて子供がふたり以上いる世帯なら、さらに貯蓄額は減っていくでしょう。
世帯収入を上げるには
世帯収入とはひとつの家庭で合計いくらの収入があるかというものです。
上記と同じ総務省統計局の調査では、3人世帯(夫婦+子供)の1カ月の消費支出は約29万円、4人世帯では約31万7000円、5人世帯では約33万5000円となっています。
つまり、この金額以上を稼がないと家計は苦しくなり、貯金もできなくなっていくというわけです。
端的にいって世帯収入を上げる方法は「夫婦ふたりの収入を増やす」以外にありません。
といっても夫の収入を増やすのは簡単なことではありませんから、妻が仕事をして収入を得るのが手っ取り早いということになるでしょう。
副業することで世帯収入が増える
世帯収入が上がるということは、すなわち生活に余裕が出るということです。
では、妻(主婦)が働いて収入を得るうえで重要なポイントポイントは「自分だからこそできる」と「状況が変化しても通用する」ような技術や資格を取得しておくことです。
たとえば、単に収入が多いからという理由で仕事を選んだり、ママ友に勧められたからという理由で仕事を選ぶと状況が変化したときに求人がなくなったりして苦境に立たせられることもあります。
手に職をつけようとするときは、まず「自分の適性にあっている」や「自分が関心を持てる分野である」という点を重視すると飽きずに長く続けることができます。
さらに、ママ友がやっていて勧められたからというような仕事ではなく、夫の転勤や両親の介護といった事態になっても続けられる職を選ぶようにすると万が一のときにも対応できて困ることはありません。
そうした意味では女性の生活に身近で関心が持てる美容や癒し系の技術・資格は汎用性があるといえるでしょう。
どんな環境でも需要があり、将来的になくなるジャンルである美容や癒し系は主婦が手に職をつけるには最適なのです。
自分の能力や適正を副業に活かしたい人がやっている事
手に職で自分の適性を活かす
主婦でも家事や育児だけでなく、自分の能力を活かして生きていきたいと考えているなら手に職をつける事も考えてみましょう。
手に職をつけるとは技術や資格を得るという意味ですが、自身の興味や関心がある分野や自分の能力を伸ばせる分野で手に職をつけておくと能力活用が可能になります。
人間には誰でも「適性」というものがあります。
自分の能力に合わない分野でいくら頑張っても成果は少ないのに対し、自分の能力にマッチした分野で努力するとみるみる成果を上げられるという例は少なくありません。
それが「人間の適性」というもので、プロとして活躍している人のほとんどはその適性を活かしているのです。
自分に合っている分野を探す
手に職をつけるとき「自分にしかできない分野」を探すというと少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、そうした分野を探すのは思っているよりも意外にむずかしくはないのです。
それは「自分は何が好きか」ということで、プロとして活躍している人のほとんどは「自分が興味や関心を持てる好きな分野」の仕事を選んでいるのです。
言い換えると「三度のご飯よりもコレが好き」「コレをやっていると時間を忘れる」「多少は大変でも苦にならない」というのが自分に合っているジャンルです。
美容系・癒し系は女性に合った分野
女性にとって身近で関心が高い分野といえば「美容系・癒し系」です。
ある女性向け転職サイトが美容系のネイリストやアイリスト、癒し系のエステやセラピストの仕事を選んだ人を対象に行なったアンケートの調査では次のような結果が出ています。
・美容系でこの仕事を選んだ理由
手に職をつけるため(約25%)
この業界に魅力がある(約10%)
人に喜ばれる仕事だから(約10%)
前から関心を持っていたから(約10%)
好きなものに関われるから(約7.9%)
・癒し系でこの仕事を選んだ理由
手に職をつけるため(約23%)
好きなものに関われるから(約18)
前から関心を持っていたから(約12%)
この業界に魅力がある(約12%)
形に残る仕事だから(約9%)
このアンケート結果からも、「美容系・癒し系」は女性が手に職をつけるのに適したジャンルであることが分かります。
さらに、多くの女性が業界に魅力を感じていること、人に喜んでもらえる仕事であること、以前から関心を持っていて好きなことに関われるという点で選ばれています。
昔からいう「好きこそ物の上手なれ」のことわざではありませんが、自分が興味や関心を持っていて好きなことは上達しやすいし適性を活かせる仕事であることの間違いはありません。
※アンケート参考:とらばーゆ
https://toranet.jp/contents/career_skill/work_woman/403/
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