専業主婦の劣等感は「資格取得」で無くなる!自分に自信が持てる!
現在の日本では、よく専業主婦の女性に対して「無職」という言葉が使われます。
主婦が職業であるか否かは条件や立場によって見解が変わると思いますが、「無職」とされることに憤り・怒りを感じる人や心苦しさ・劣等感を感じてしまう人もいるようです。
本来であれば専業主婦は家庭を支える存在で、配偶者がより良く働けるような環境を作ったり子どもや義父母などの家族をサポートしているわけですから大きな働きをしているといえます。
しかし、仕事をすることで直接的に収入を得ているかというと少し違うわけで、「無職」であるという見方もできてしまうでしょう。
「資格取得」は技術者の証
もし、専業主婦の女性で「無職」とされることに抵抗があるのなら資格取得をするという方法もあります。
資格取得をするとその道の技術を得ることを指し、その技術や資格をもって収入を得られるという意味になります。
いわゆる「資格がある人は不況に強い」の言葉のように、技術や資格を持っている人はいつでもどこでも食べていける(お金が稼げる)の象徴のような存在なのです。
世間一般で「資格がある」という仕事の代表格は技術者です。
かつては女性で手に職をつけられる職業としては和裁・洋裁、織り子などが代表的でしたが現代では選択肢が増えています。
美容系の資格
ヘアスタイリストやメイクアップアーティスト、ネイリスト、アイリスト
癒し系の資格
エステティシャン、リフレクソロジスト、アロマセラピスト、リンパケアセラピスト
などがあります。
いずれも女性でも「手に職」=「技術や資格」を持てる仕事です。
資格を持っていると自信になる
技術や資格を身につけると、かりに職業に就いていなくても自信になるというのは「いつでもどこでもお金が稼げる存在」であるためです。
上記で紹介した美容系や癒し系の技術や資格は日本全国で通用するだけでなく、世界のどこに行っても活用することができるという自信につながります。
もちろん技術や資格を得ることは簡単ではなく努力が必要ですが、逆にいえば「これだけの努力をして取得したもの」と考えればさらに大きな自信につながることはいうまでもありません。
実際に主婦で技術系の資格取得をした人は
「いつでも働けるという自信がついた」
「自分でも頑張れば資格が取れるということが分かって自信になった」
「スクールの若い女の子たちに頼られて自信が出た」
「資格取得から求人に応募したら採用されて自信になった」
などの感想を語っています。
万が一のとき役立つのは資格と技術?!主婦が仕事を始める理由
主婦が仕事を始めようとする理由で多いのが「お金の問題」です。
・家計の足しにするため
・家族の生活を支えるため
・住宅ローンを返済するため
・子供の教育費のため
・夫の給料が下がったため
・夫がリストラされたため
いずれの理由も「お金」が絡んだ問題が仕事を始めるキッカケになっています。
家計の足しや子供の教育費を捻出するために仕事を始めるというのは前向きな理由といえるかもしれません。
しかし、夫の給料が下がったりリストラに遭ったという場合は、主婦であっても「働かざるを得ない緊急事態」もしくは「万が一の非常事態」といえるでしょう。
残念なことに、こういう万が一の事態に直面したとき、一般的な家庭の主婦が就ける仕事には限りがあります。
主婦向けにはどんな求人があるの?
過去の仕事経験がゼロ、経験はあるがブランクが長い、実利的な資格がないという主婦の場合、仕事を探すにも多少の苦労をしなくてはなりません。
なぜなら、現在の経済状況から雇い主側も経営的に厳しい会社が多いためで、安易に社員やパートを雇用して現場の役に立たないというのでは意味がないからです。
主婦向けの求人をインターネットで検索すると、「正社員」「未経験可」や「扶養枠内」「週3日以内」「残業ナシ」といったフレーズが並んでいます。
ところが求人の詳細な内容をチェックしてみれば、「正社員」は売上高や契約件数が問われる営業職であったり、「未経験可」は20代までといった条件付きであったりと厳しい現状が見えてきます。
「扶養枠内」や「週3日以内」「残業ナシ」の仕事もお弁当の製造やデリバリー業務だったり、スーパーのレジ業務といった内容の場合が多いのです。
これらの仕事が悪いわけではありませんが、体力を使う立ち仕事であったり時給が低めな仕事であるケースがほとんどなのも事実です。
資格があると条件UPする
一方、主婦向けの求人でも「経験」や「資格」があると状況は一変します。
快適に働けて条件面も良いオフィスワークなどの求人のほとんどは「事務経験2年以上」や「パソコン操作ができる」「特定の資格がある」という人を対象にしています。
こうした求人条件が意味するのは「即戦力」を求めているということです。
「即戦力」とは言い換えると「すぐに役に立つ人」「教育しなくてもいい人」であり、雇用主側にとって「雇いたい人」「採用したい人」ということになります。
過去に仕事経験が豊富な人は問題がありませんが、もしそうでないのなら「資格」があるとないとでは働く条件も違ってくるのです。
主婦が資格をもつ事で女性として自立できる
主婦も社会に出る時代
国民年金制度における専業主婦の強制適用や労働派遣法の改正により、「主婦も社会に出なくてはならない時代」が到来しつつあるといわれています。
こうした政策に対しては賛否両論があるようですが、主婦が社会に出て働くことはデメリットがあるだけではなく大きなメリットもあるのです。
そのメリットの一つが「女性としての自立」が可能になるという点です。
主婦として家事を取り仕切り、家族が社会でスムーズに活動できるようにサポートすることは重要です。
しかし、人によっては「専業主婦は無職」や「社会に貢献していない」という考え方もあり、引け目や後ろめたさを感じてしまう専業主婦の女性もいるようです。
もし女性としての自立を目指すなら、主婦であっても社会に出て活躍してもいい時代が来たのではないでしょうか。
家事と仕事を両立する
「女性の自立」というと、ともすれば独身女性がバリバリ働くことと考える人もいます。
もちろん、それも自立した女性の姿の一例ですが、主婦が仕事を持って社会に出て働くことも自立の一つです。
主婦が女性として自立するといっても、自身がメインになって家計を支えるとかご主人異常に稼ぐという必要はありません。
その収入は貯金にしてもいいですし、子供の学資や両親の介護用資金としてプールしておくという方法もあります。
また自宅の補修資金やインテリアのリニューアル資金、家族旅行の資金などに回すことも可能です。
万が一のときには家族の生活を支えることができるのも、自立して社会で働く主婦のメリットといってもいいでしょう。
自立のためには武器が必要
女性が社会に出て活動するためには「武器」が必要です。
その武器としての本人の能力に加えて、雇用主側に分かりやすい「資格」や「経験」があると就活に有利に働きます。
よく「資格があっても実務ができなくては意味がない」という人がいますが、雇用主側から見て同じ程度の求人者だった場合、資格のある・なしではどちらの人を選ぶかは歴然としています。
一例を挙げてみると、同じ年齢・同じような学歴・同じような経験(または未経験)であったら有資格者を選ぶのは当然といえるでしょう。
つまり「資格」を取得しているということは「プラスアルファの積み上げ」があるということになるわけです。
そうした武器がある・ないでは、就活時だけでなく就職後の待遇条件も違ってくることがあります。
それがいわゆる「資格手当て」で、就業にプラスになる資格を持っている従業員には手当金を付けるという会社もあるのです。
単調な主婦業に変化を!人生に幅ができると楽しくなる!
主婦は単調な生活の繰り返し?
資格を取得することで「単調な人生に幅ができた」という人は少なくありません。
主婦の仕事は炊事・洗濯・掃除・子育て…と毎日が同じ繰り返しです。
家族にとって大切なことをしているとは思っても、「また今日も似たような繰り返しなのか」とため息が出てしまうこともあるでしょう。
といってエステサロンやヘアーサロンに出掛けてみたら、思いも掛けない出費になって後悔してしまったという例も多く見られます。
ショッピングも同様で、必要なものだけを買うつもりがセールの文字に踊らされて散財して後悔するということになりがちなのです。
もし単調な毎日に疲れを感じ、「このまま年齢を重ねていくのかな」と不安になったなら資格取得を検討するのが良いでしょう。
資格取得で就職を有利に
主婦で資格を持ち人生に幅ができたと感じるのはナゼなのでしょうか?
東京都立川市の主婦E子さんは、子供の私立高校進学を見据えて学資貯金をしようと働くことを決心しました。
ところが短大卒業後にすぐに結婚してしまったため就業経験がなく、事務職の求人に応募しても断れてばかりの毎日だったのです。
近所のスーパーなら何とか採用してもらえそうでしたが、立ち仕事をするには体力的な不安があったので可能ならば事務職をと希望していたのでE子さんは半分あきらめかけていました。
そんなある日、ママ友が教えてくれたのが「資格を取ると仕事が見つけやすい」という情報でした。
ママ友のお姉さんがネイリスト資格を取得し、憧れのネイルショップに採用されてイキイキと働いているという話を聞き、E子さんは目からウロコが落ちたような気持ちになりました。
実はE子さんは10代の頃から美容関係の仕事に関心があり、美容師のような女性を美しくしてあげられる職業に就きたいと思っていたからです。
人生に幅ができた
ママ友の話を聞いたE子さんは「自分もネイリストに」と思い、通信講座でネイリストの勉強を始めて資格を取得しました。
この資格を取得したことでネイルショップへの就業が実現し、現在では週に5日間ほど楽しく働いています。
E子さんは「心に張りができて毎日楽しくてたまりません」と語ります。
「主婦でも収入があるというのは心強いことで、子供の学資用の貯金も少しずつですが増えています。それ以上に人をキレイにできる仕事というのが楽しくて、お客様をもっともっと美しくしてあげたいという一心でネイルの勉強も続けているんです。本当に人生に幅が出てきたなと感じているんですよ」
主婦が資格をもつ事で得られる3つの将来的メリット
子供の手が離れて
主婦が仕事を再会するキッカケで多いのが「子供の手が離れた」や「子育てが一段落した」という時期です。
育児は主婦が担う重要な役割の一つですが、いざ子供の手が離れてしまうと寂しさを感じてしまう人も少なくありません。
そんな時期は新しい仕事を始めたりるのにピッタリで、仕事で頑張っているうちに寂しさや孤独感などは吹き飛んでしまうという主婦の人が大勢います。
子育てのブランク明けにいきなり働くのは不安という人は、まずは手に職をつけられる資格取得のための勉強を始めてみてはどうでしょうか。
いっしょうけんめいに勉強したり働いているお母さんの姿を見ることで子供にも良い影響があります。
自分の生きがいややりがいができるとともに、息子・娘にも好影響があるという二重のメリットが得られるわけです。
離婚になったら…
最近、よく週刊誌やテレビ番組でも話題になるのが「熟年離婚」です。
離婚の原因は人それぞれですが、長年連れ添った夫婦でも別れることはあるという一つの証明かもしれません。
主婦でも「いざ離婚となったときに困らないように」と、資格を取ったり働きに出る人は意外に多いようです。
離婚しても多額の慰謝料や財産が手に入るなら別ですが、そうでなければ妻自身にもそれなりの経済力が必要になります。
お金もなければ稼ぐ手段もないとなってしまうと、実家の両親や兄弟姉妹に頼らなければならず惨めな思いをすることにもなりかねません。
もちろん資格を取ったり働きに出たりしたからといって、必ず離婚しなければならないわけではないのです。
主婦でも仕事や資格を持っていて収入があれば、かえってご主人と対等に渡り合えて離婚に至らないというケースもあります。
夫婦仲好く連れ添って年齢を重ねていけるようであれば、仕事で得たお金や取得した資格をポジティブに活用することもできます。
老後の資金のために
我が国はすでに「高齢化社会」から「超高齢化社会」に突入したといわれています。
かつては60代からでいいとされた老後のための貯金も、現在では30~40代から始めるというのが常識になっているそうです。
では、その「老後のための資金をどうやって貯めるのか」というと、意外に難しい一面があることも事実なのです。
もしもご主人の収入だけでは老後資金の貯蓄が難しいと感じているのなら、妻側が働いて稼ぐという方法も効果があります。
たとえば以前から興味がある分野の資格を取得し、手に職をつけて仕事を始めたとしたらどうでしょう。
ご主人の収入にプラス妻の収入が加わり、老後のための貯金額も増やすことが可能になります。
- 主婦が有利な資格を取りたい!
- 主婦向けの資格についてもっと知りたい!
- とりあえず主婦がなれる職業が知りたい!
- いろいろな講座やスクールの資料が欲しい!
- 資格や講座の種類を比較したい!