医療事務

医療事務を仕事にしたい!仕事内容や知っておいた方が良いことは?

医療事務のメリット
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医療事務の仕事には7つのメリットがある

女性に人気の医療事務の仕事には7つのメリットがあります。

メリット1:一生、続けられる

医療事務の特徴は「女性が一生続けられる仕事」だという点です。

これは男性でも同様のことがいえますが、特に女性の場合は結婚や育児などを経て働き続けるのがむずかしい一面もあるため、大きなメリットといえるでしょう。

言い換えると医療事務の知識や技術、経験は自分自身の財産になるということです。

メリット2:家事や育児と両立できる

医療事務の仕事は正社員(正職員)だけでなく、アルバイト、パート、派遣社員など多様なワークスタイルが可能です。

フルタイムで働く以外にも、週に2~3日、1日に3~4時間働くという方法もできます。

そのため、家事や育児と併行して仕事をしたり、副業として働くのも可能になるわけです。

メリット3:年齢に関係なく働ける

仕事のなかには一定の年齢を条件とするものもありますが、医療事務の場合は年齢に関わらず働くことができます。

これは医療事務では経験や能力が優先されるためで、年齢を重ねたから働きにくくなるということが少ないためです。

実際に50代、60代でも医療事務員として働いている例もあります。

メリット4:地域を問わず仕事ができる

医療事務の主な勤務場所は病院やクリニックです。

そこから病院やクリニックがある場所なら、地域を問わず求人先を見つけやすいというメリットがあります。

最近では高齢者施設や介護施設からの求人も増え、全国的に求人数が増えているという点もメリットのひとつでしょう。

メリット5:全国共通の技能である

医療事務の業務内容は、日本全国、どこに行っても共通です。

一度、医療事務の技能を身に付けてしまえば、全国的にどこの勤務先でも働くことができます。

同じく医療事務の資格も全国共通ですので、資格を持っていればどこでも有効というメリットもあるのです。

メリット6:性別に関係なく求人がある

看護師や薬剤師など、医療に関係する職場では多数の女性が活躍しています。

医療事務の仕事も同様に女性が活躍する職業のひとつです。

性別に関係なく求人があるというのも、医療事務の仕事のメリットでしょう。

メリット7:未経験者でも就職可能である

医療事務の仕事のメリットは、未経験者でも求人数が多いという点です。

求人募集を見てみても、「未経験可」という医療事務の求人は多いという特徴があります。

これも大きなメリットのひとつですが、就職してから苦労しないためにも事前にある程度の知識を身に付けておくといいでしょう。

就活のために医療事務の資格を取っておくのも効果的な方法です。

医療事務の適性~どんな人が向いているのか教えて!

医療事務の適正
「医療事務の仕事をしたいけれど、私に向いているのか心配…」という人は意外に多いかもしれません。

ここでは、どんな人が医療事務に向いているのかという5つの適性についてお話していきます。

適性1:思いやりがある

病院やクリニックを訪れる患者さんは、体調の悪さや痛みなどを抱えているものです。

その患者さんが最初に接するのが医療事務スタッフであるため、人を思いやる気持ちや奉仕の精神が求められてきます。

患者さんは病院やクリニックを頼りにして診療に訪れて来ます。

医療事務スタッフはその信頼に応えるべく、心からの思いやりと奉仕精神で接する必要があるためです。

適性2:コツコツ努力できる

医療事務の仕事にはレセプトという診療報酬明細書の作成が付き物です。

この書類は患者さんの診療内容について、初診○○点、検査○○点、注射○○点…というように細かく計算して作成するものです。

レセプトによって患者さんの診療費用の計算を行ない、さらにそれを各保険組合に負担分を請求するという仕組みになっています。

そうしたレセプト作成は細かい業務ですので、コツコツ努力できるタイプの人が向いているのです。

適性3:コミュニケーション能力がある

医療事務スタッフは患者さんと接する機会の多い仕事です。

患者さんは性別や年齢もまちまちで、体調が悪く不安を抱えた状態で病院やクリニックを訪れて来ます。

そうした患者さんとのコミュニケーションを円滑に進めていくのが医療事務スタッフの役割のひとつといえるでしょう。

このような点から、医療事務スタッフには思いやりの気持ちとともに、高いコミュニケーション能力が求められるというわけです。

適性4:数字や計算を得意としている

医療事務スタッフの重要な仕事のひとつがレセプト作成です。

レセプト作成には複雑なルールを覚えたり、細かい数字を正確に計算する必要があります。

特別な計算能力が必要なわけではないものの、数字や計算が苦手という人は医療事務に向いていません。

基本的な計算がスムーズにでき、数字を扱うのが得意という人は医療事務の仕事に適しているといえます。

適性5:パソコン操作に興味がある

最近の医療事務にはパソコン(PC)の操作が欠かせません。

パソコンはレセプト作成に使うだけでなく、患者さんのカルテ作成やデータ入力にも使われるようになっています。

ほかにも患者さんの予約をインターネットを活用して行なったり、メールで取引先と連絡するなど、パソコン操作は医療事務に不可欠なアイテムになっているのです。

医療事務ってどんな仕事?一般事務とはどう違うの?

医療事務と一般事務の違い
医療事務は事務職の一種ですが、一般事務とは仕事内容に違いがあります。

ほかにも事務職には営業事務や経理事務などの種類があり、それぞれに医療事務とは業務内容が違っています。

ここでは医療事務の仕事内容や、一般事務やほかの事務職との違いについて見ていきます。

医療事務の仕事内容

医療事務の仕事は、その名称からも分かるとおり医療に関連する事務業務を行なうものです。

例えば病院やクリニックなどの医療機関では、日々患者さんが診療に訪れたり治療費の支払いを行ないます。

医療事務スタッフは患者さんの受付や治療費の会計、カルテ作成や管理保存、健康保険組合などに対する医療費の請求などの事務業務を担当します。

勤務先によっては、医療事務スタッフがこうした業務をすべて担当するケースもありますが、受付と会計、カルテ作成と管理、医療費請求(レセプト作成)などに分けて担当するケースも見られます。

これらの業務を総合して医療事務と呼びます。

一般事務と医療事務の違いは?

一般事務とは「一般的な事務」もしくは「事務全般」の業務を指します。

事務職には営業事務や経理事務、人事事務、総務事務、秘書事務など多数の種類があります。

営業事務は社内の営業担当社員をサポートし、取引先からの注文や問合わせを受けたり、取引伝票の作成や管理を行なう仕事です。

経理事務は会社の従業員の給料やボーナスの計算をしたり、会計記録の作成や税金関連業務などお金に関する業務を担当しています。

このように特定の業務のみを担当するのが営業事務や経理事務ですが、一般事務は特定の業務内容に限定せず電話応対や書類作成、ファイリング、データ集計などの業務全般を担当します。

医療事務は医療関連の事務業務を担当する仕事ですから、事務業務全般を担当する一般事務とはその点に違いがあるというわけです。

未経験や資格がなくても医療事務の仕事はできる

医療事務は未経験でもできる?
医療事務の求人でよく見掛けるのが「未経験でも可」という言葉です。

未経験とは医療事務の仕事をまったく経験していないことを指しますが、資格も経験もなくても就職できるのでしょうか?

資格ない・経験なしでも就職できるという事情を詳しく調べてみました。

経験・資格がなくても構わないの?

医療事務の求人条件に「未経験可」とあり、特に資格に関する言及もないという募集広告を見掛けることがあります。

経験も資格もないということは、医療事務についての知識がゼロという意味です。

そういった未経験者を雇用するという求人先があるのは事実ですが、この状態で就職してしまって問題ないのかと心配になる人もいるでしょう。

未経験者や資格のない人を雇う場合、求人側は「入社してから仕事を覚えてもらおう」と考えています。

このような場合、求人側は面接で性格や人柄が仕事に向いているか、真面目に責任感を持って働いてくれる人か等の点を見極めて雇用するかどうかを判断するようです。

そのうえで就職後に仕事を教え、専門的な知識を身に付けて働いてもらうという計画なのです。

医療事務の求人で「未経験可」なうえ、特に資格が必要と書いてなければ応募してみても構いません

給料や時給はどう違ってくるの?

仕事に関する経験がない場合、初任給(給料)や時給は低い金額からのスタートになるのが一般的です。

インターネットの求人サイトで医療事務の募集を見てみても、未経験者は経験者よりも給料や時給が低くなっているのが分かるでしょう。

なかには応募条件に「経験者優遇」や「資格取得者優遇」と付け加えられていることもあります。

「優遇」とは優先的に扱うとか給料などを良くするという意味で、未経験者や資格がない者でも求人に応募することはできるが、経験者や有資格者のほうが優先されたり給料(時給)が良くなるということです。

条件が良くて人気のある求人先には応募がたくさん集まるため、あえて「経験者優遇」や「資格取得者優遇」としているところもあるようです。

特に即戦力の新人を雇いたい場合は、応募条件に「経験者のみ」「未経験者不可」としているケースも見られます。

やはり資格があったほうが有利?

医療事務の仕事は専門性が高く、就職して業務をこなしながら覚えるのはむずかしい部分もあります。

専門的な用語がたくさん使われていたり、複雑な計算をしなければならない業務も含まれているためです。

求人側は同じ未経験の応募者がいる場合、資格のある人と無い人であれば有資格者のほうを優先することが多いようです。

せっかく医療事務の道を志すなら、資格を取得しておくとメリットが多いことは確かでしょう。

医療事務の仕事は年齢や性別に関係なくできるの?

医療事務に年齢や性別は関係ない
女性が仕事をするとなると、年齢や性別で制限を受けるケースも見られます。

求人でも20代が優先されていたり、男性のほうが条件が有利になってしまうこともあるようです。

医療事務の仕事は年齢や性別に左右されないといわれますが、現実にはどのような状況なのか気になる人も多いでしょう。

年齢や性別に関係なく求人があり、長く続けていけるという医療事務の仕事について紹介します。

医療事務は年齢や性別に左右されない理由

医療事務の仕事は一般事務とは異なり専門の知識や経験が必要です

それは医療事務にはレセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成する知識や、特殊な用語が使われるカルテ作成や管理ができる知識が必要になるためです。

こうした話を聞くと「医療事務って勉強がたいへんなのかな?」と感じる人もいるかもしれません。

医療事務を問題なくこなすためには多少の勉強は必要ですが、一度身に付けた知識はなくなることはなく一生活用することができます。

身に付けた知識を現場で発揮することで経験や実績を持つことができ、年齢や性別に関わらず長く仕事を続けることが可能になるというわけです。

能力や経験が重視される医療事務の仕事

医療事務は年齢や性別に左右されにくい仕事であるため、結婚や出産でブランクがあっても復職するのが比較的容易だという特徴があります。

能力と経験が重視される医療事務の仕事は、実績があれば再就職もしやすいので、子育てが終わってから再び仕事を探すということもできるわけです。

結婚後にご主人の転勤などの理由で転居した場合でも、引越し先で仕事を探しやすいというのも大きなメリットのひとつでしょう。

医療事務の仕事内容は全国共通で、どの地域に転居したとしても変わりはありません。

特に求人募集では経験者が優遇される傾向にあり、未経験者と比べて就活しやすいだけでなく給料や時給も高くなるのも大きなメリットです。

転職しやすいのも医療事務の特徴

医療事務の仕事は転職がしやすいという特徴もあります。

一度就職しても給料や労働条件に不満がある場合、転職しようか迷うということもあるでしょう。

その点、医療事務は求人数が多いので、経験者であれば転職先に困るということは少ないのです。

より良い転職先をスムーズに見つけたいなら、能力と経験にプラスして医療事務の資格を取得しておくと安心感があります

医療事務は基礎的な知識をしっかりと勉強しておくと、年齢・性別に関わらず良い条件の職場を探したり、転職先に困るというケースは少ないというのは心強いことではないでしょうか。

結婚や子育てと医療事務の仕事は両立できるの?

医療事務で仕事と家庭の両立
女性に人気の医療事務の仕事は、結婚しても家事や子育てと両立できると人気があります。

医療事務の仕事は本当に結婚や子育てと両立できるのか、本当ならそれはナゼなのかを調べてみました。

仕事と家事・育児が両立しにくい理由

家事や育児をしながら仕事を続けるのはむずかしいといわれています。

その理由としては、

  1. 仕事をすると勤務時間が決まってしまうので、子供の体調不良や病気に対応できない
  2. 残業や休日出勤などがあると、家事に使える時間が少なくなってしまう
  3. 夫や家族が仕事に理解がなく、家事や育児を優先すべきと苦情が出てしまう
  4. 仕事に力を入れたくても、家事や育児もしなくてはならず挫折してしまう
  5. 家事や育児を犠牲にして頑張っても、期待するほどの収入が得られない

などが挙げられます。

女性でも一生続けられる仕事があったり、自分の力で稼げるお金があるというのは重要なことです。

それを妨げるのが上記のような理由というわけです。

医療事務と家事・育児の両立は可能?

家事や育児と仕事の両立がむずかしいという意見はよく耳にします。

その理由は上記に挙げたとおりですが、医療事務の場合は両立を可能にできる要素がいくつかあります。

医療事務の仕事は勤務時間を自分のスケジュールに合わせやすいという特徴があるためです。

一般の事務スタッフの場合は月~金曜日の出勤で勤務時間は9~5時というのが標準的ですが、医療事務の仕事の場合は週に2~3日の出勤で1日3~4時間程度のパートタイムの仕事の求人が多数あります。

このような仕事が多数あると、結婚しても家事や子育てと仕事の両立ができやすくなるわけです。

将来性のある医療事務のパートタイム

現在では社会の高齢化もあり、病院やクリニックを利用する人が増えています。

医療機関を利用する人が増えると、当然のことながら医療事務の仕事も増えるわけで、社員やアルバイト・パートを問わずフレキシブルな働き方が可能になる求人がさらに増えていくと考えられます。

週に2~3日の出勤で1日3~4時間といった働き方以外にも、病院やクリニックが忙しいときだけスタッフを募集するという求人もありますので、家事や育児との両立がしやすいでしょう。

医療事務の仕事は結婚や出産で休んだ後の復帰もしやすいので、ブランク明けでも仕事に復帰することはむずかしくありません。

ブランク明けや年齢に関わらず仕事を続けていくためにも、医療事務の資格を取得しておくとさらに有利になるはずです。

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