猫の資格

【猫の仕事】どんな職場なら猫と関わることが出来る?仕事の概要をご紹介

【猫の仕事】どんな職場
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「猫と仕事したい!」そんなことを思う猫好きさんは少なくありません。

猫ブームが来ている今、猫カフェなども密かなブームになっています。そんな環境で働きたいと思うのも自然ですね。

でも、猫と触れ合える仕事ってあるの?猫が近くにいる仕事ってあるの?

ここでは、猫に関連した仕事や内容を紹介しています。

猫と働ける職場のイメージを持つことで、近い将来猫と関わる仕事ができるようになりますよ!

猫と会える職場?!どんな仕事なら猫に触れ合える?

猫関連の仕事は何があるのか、どんなジャンルか
猫関連の資格や技術力を取得したら、以下のような職場で幅広く、さまざまなシーンで活躍働くことが出来ます。

ここでは、その中でも需要が高く、人気の仕事内容を紹介します。

医療関係

猫関連の仕事で、医療関係に就きたい場合は、獣医師、看護士、介護士、アニマルカウンセラー等があります。

獣医師はだれでも知っている通り、猫だけでなく、犬などその他の動物の病気、体調不良やけがを治す仕事です。

看護士は医師のサポートを行う仕事で、病気やけがの猫ちゃん等の世話、治療、などが主な仕事となります。

動物介護士は、老犬、老猫ホーム等で高齢の動物の世話をするお仕事です。
病院だけでなく、ペットホテルやぺットシッター、ペットショップ、訪問介護としての活躍の場があります。

寝たきりになっている猫ちゃんや病気で頻繁な通院が必要な猫ちゃんのお世話を飼い主に代わって行う仕事です。

その他、アニマルカウンセラーは、直接猫ちゃんに関わることはありませんが、家族同然でかわいがってきた猫を失った飼い主のケアをするお仕事となります。

ペットロスという症状から心のケアを行うための、専門職となります。

動物病院

動物病院は、猫だけでなく、さまざまな動物を扱う職場です。
元気な猫ちゃんやペットよりも、病気で体調が悪い子たちの割合が高く、飼い主へのケアも必要で、高い技術力が要求されます。

場合によっては、「死」という、悲しい現状を目の当たりにする事も少なくありません。
ただ、体調不良や病気の猫ちゃんやペットが、元気に回復したときの喜びは、はかりしれません。

老猫ホーム・介護施設

近年深刻になっているのが、猫や犬等の高齢化による介護の問題です。
若く体力や経済面にゆとりがある飼い主であれば、自宅での介護も十分対応可能ですが、現状は深刻です。

体力の弱いお年寄りが、高齢の猫や犬をペットとして飼っている場合や、飼い主が病気になり、入院を余儀なくされた場合などは、十分な世話ができないことがほとんどです。

そこで今需要が高まりつつあるのが、介護施設です。
あらゆる事情で世話ができなくなった高齢の猫ちゃんなどペットを受け入れ、最後まで世話をする職場です。

生涯をかけて大好きな猫の世話ができるので、とてもやりがいが高い職場といえます。
動物介護士の資格を取得した方の就職先の一つとして、人気です。

販売関係

猫関連の販売関係の仕事には、ペットショップ、ブリーダー、猫カフェなどがあります。
猫の世話や健康管理など、四六時中猫と触れあることが出来る一方で、接客技術も要求されます。

特別な資格や経験なしで、仕事に就けますが、収入面がやや少ないのがデメリット。

ブリーダーは血統書つきの猫の交配、繁殖、販売、その他、行動面銅、しつけ等を手がける仕事で、猫に関する専門的な知識はもちろん、種の維持、繁殖技術、知識等高い能力が必要とされます。

多くの猫を自らの手で誕生させ、育てて、新しい飼い主の下へ届ける仕事で、責任感は高く、育てた猫を手放すときの悲しさは、大きいものの、常に猫に囲まれた生活なので、猫好きにはたまらないお仕事です。

猫カフェ

猫関連の職場として、すごく人気が高いのが猫カフェです。
猫が大好きで、カフェのお客としてでは満足できず、やるからにはそれを仕事にしたい、という目的で働いている方が多いのも事実です。

猫カフェでは、数匹の猫が放し飼いにされており、常に猫に囲まれてカフェ店員として働くことが出来ます。

美容・ファッション関係

猫の毛や爪のカット、入浴や耳掃除を行うのがトリマーの仕事です。
あらゆる猫を自らの手で、かわいくもかっこよくもできるので、大変人気の職種です。

技術を身につければ、独立開業も夢ではありません。
猫の洋服や靴など関連する衣料品のデザイン、縫製、販売を手がけるアパレル関係のお仕事も人気があります。

インターネットを活用すれば、副業としても始めることも可能です。

ペットサロン

都心部に多く見られるペットサロンは、トリマーや動物介護士、などの資格を取得した方が働いている職場です。

グルーミングから飼い主同士の交流、イベント、健康相談、サプリメントやフード、衣類などの販売など猫関連全般を扱う職場としても人気です。

その他猫関連の職場には、キャットフードを開発、販売を手がける外資系の企業や、アパレル業、葬儀屋などもあります。

ペットフード関連の開発者

猫関連の食事、サプリメント、飲料水等の開発、研究に携わるには、企業の研究員として開発スタッフとして、働くことが出来ます。

ペットフード関連の企業は、ここ数年外資系が多く、高収入、高待遇も期待できます。
ただし、動物栄養学や動物行動管理学、飼料等あらゆる知識、資格が必要です。

宿泊施設関係

猫ホテルや猫カフェなどで、飼い猫を預かり、お世話をする仕事です。
預かっている猫の健康管理、お散歩、遊び、排泄物の処理、掃除、手入れ等、全てに対応しなければなりません。

また、飼い猫によって、食べるもの、性格などもすべて違うので、飼い主とのコミュニケーションなどにも柔軟に対応できる能力が必要です。

さらに、預かったペットは、24時間体制で管理し、緊急事態への速やかな対応も要求されます。

ホテル・宿泊施設

ペットホテル、宿泊施設も、年々需要が高まっている職場です。
例えば、単身者で猫をペットとして飼っているものの、仕事の都合で、一時的に世話ができない、と言う状況で、猫ホテルや宿泊施設が利用されます。

猫専門のホテルやペット全般を預かる宿泊施設等が全国各地に存在し、若い人から幅広い年齢の方が働いている職場です。

ただし、24時間体制で預かっている猫ちゃんなどの世話が必要なため、勤務時間をシフト制にしているところが多いのもこの職場の特徴です。

猫に携わる仕事に必要な技術(スキル)

猫に携わる仕事にはどんな技術が必要か
猫関連の業界で活躍するには、さまざまな技術が必要です。
ここでは、仕事別に必要とされる技術を紹介します。

その他に猫に関わる仕事で必要な資格については猫の資格!猫関連の仕事に必要な資格を解説を確認してみて下さい。

猫の資格!猫関連の仕事に必要な資格を解説
猫の資格!猫関連の仕事に必要な資格を解説猫の居る職場で働くため、ペットの居る業界で働くため、猫の資格は取得しておいた方が有利となります。 ただし、自分が行きたいジャンルに...

トリマーに必要な仕事の技術

トリマーに必要な技術は、グルーミングです。
グルーミングとは、ブラッシング、耳掃除、シャンプーに爪切り、毛のカットなど美容全般の技術を言います。

まず、ブラッシングでは、専用のコームやスリッカー等を使って、毛を整えたり、毛のもつれ、絡みをほぐすなど、見た目の印象を良好に保つ以外にも、猫ちゃんの血行や代謝機能の回復、向上を行います。

耳掃除は、専用の綿棒などを使い、耳の垢や汚れ等を取り除きます。
感覚器官でもある耳に触れられることを嫌がる猫ちゃんもいるため、暴れたり、興奮する猫ちゃんをおとなしくさせる技術も要求されます。

毛の長い猫ちゃんの場合は、カットによって見た目の印象が大きく変わるため、デザイン力も必要です。
その他、シャンプーやドライヤー、爪のカットなどの技術が必要です。

医師、動物看護士、介護士に必要な仕事の技術

獣医師に必要な技術は、当然ですが、病気を治すスキルです。
専門的かつ高い技術と、猫だけでなく、あらゆる動物に対応できる臨床の技術や知識が求められます。

動物看護士は、猫や犬などの動物と飼い主、そして獣医師の間に立ち、それぞれの気持ちや情報を正確に伝える役割があるため、猫や動物を含めたあらゆる立場を理解できる技術力が求められます。

それだけでなく、病気の猫や動物の状態を詳しく把握するため、糞便、尿、血液等の検査技術、カルテ整理など事務技術等トータル的な技術が要求されます。

動物介護士は、病院で働く看護士とは違い、トリミングやシッター、トレーニング、体調管理等、あらゆる技術を習得しなければなりません。

高齢で、体の不自由になった猫、ペットのすべての世話を行うのが動物介護士の仕事です。

ブリーダーに必要な仕事の技術

交配、繁殖、販売を行うブリーダーにもあらゆる技術が必要とされます。
オス猫と、メス猫を飼っていれば、自然と子供を生み、販売できるのではありません。

特に、珍しい猫や血統書つきの猫の場合は、交配、繁殖が難しく、高い技術力が要求されます。
交配から出産だけでなく、助産や健康的に育てる育児技術、そしてビジネス能力等全般の技術が必要です。

以上のように、仕事の内容によって必要とされる技術はそれぞれで違います。
好きという気持ちだけではどうすることもできない技術もあるため、専門的な知識や技術を取得するため、専門学校や通信教育等を利用して、資格を取る人も年々増加しています。

猫関連の仕事でもらえる給料の相場は?報酬と年収

猫関連の仕事でもらえる給料の相場・報酬・年収
猫関連の仕事に就いたときの収入面(年収など)を紹介します。

トリマーの収入面(年収など)

猫関連の仕事で最も人気のトリマーのお給料ですが、働く地域や時間、資格等によって金額は異なります。
ただ、正社員として働く場合は、月収で15万から20万円前後です。

民間の資格を取得している場合は、資格手当が加算されるため、初任給で18万円というところもあります。
年収で計算すると、賞与なしで190万から250万円、賞与や手当などの高待遇の環境に就職できれば、年収で500万以上を取得することも可能です。

ただし、場合によっては、トリマー以外の仕事や、ノルマ等を課せられることも少なくありません。

ブリーダーの収入面(年収など)

ブリーダーの収入は、一般的な企業に就職した場合と、個人で行う場合とで、大きな差が生じます。
例えば、一般企業に就職した場合は、平均月収が、18万から20万円前後、年収で計算すると200万円から300万円前後です。

一方、ブリーダー業を営んだ場合は、人気の猫や珍しい種類で、1匹10万円で販売できまので、年間出産が2回から3回で、1匹の猫から、2から3匹の子供が生まれたら、年間150万円の売り上げとなります。

そこから、さまざまな経費を差し引いた金額が、収入となります。
また珍しい種類や人気の猫を複数、交配、繁殖できればその分が収入となるので、やり方しだいで高収入も期待できます。

ただし、流行りに左右されやすい、親猫の体調によって、交配が上手くいなかい、などのトラブルも多く、収入面が不安定であることは明らかです。

獣医師・動物看護士の収入面(年収など)

獣医師の月収は平均で45万円から50万円前後
経験や実績、働く環境によって異なりますが、年収で600万円前後となります。

自給で換算すると2500円から3000円前後です。
ここ数年の獣医師の月収、年収ともに安定しており、これ以下に落ちることもないでしょう。

一方動物看護士の給与は、働く環境でかなりの差が生じます。
年収が150万円とかなり低いケースもあれば、500万と獣医師とさほど変わりない給与を取得することもあります。

ただし、過酷な仕事環境であることは明らかで、残業、休みなし、拘束時間が長いなどのデメリットもあります。

ペットシッターの収入面(年収など)

ペットシッターのお給料は、ほとんどが時給制です。
相場は、1時間1000円から1500円で、高いところでも1時間2、3千円がいいところです。

都心部と、地方での時給にも差があるので、事前の飼い主との交渉が必要です。

ペットショップ・カフェの収入面(年収など)

カフェ・ペットショップの店員として働く場合は、アルバイト、パート、正社員で給与が違います。
例えば、正社員として働いた場合の月収は、15万円から18万円で、賞与が年2回あります。

アルバイトとして勤務した場合は、時給800円前後が相場で、9時から5時まで、週5日働いた場合、11万円から12万円前後で、賞与、各種保険加入なし、というケースが一般的です。

猫やペットに関連する仕事の将来性

ペットに関連する仕事の将来性は
猫関連の資格や知識、技術を取得しても、就職先がなければ意味がありません。
現在は、とても盛んで高収益を生み出しているビジネスが、数年後には、下落しているなんてことも今の日本では、さほど珍しくはありません。

では、猫関連、動物関連のビジネスの将来はどうなるか、考えて見ましょう。

子供よりもペット数が増えている?

子供を出産する女性が年々減っているにも関わらず、なんとペットを飼う世帯が年々増えているというデータがあります。

ペット超大国となっている日本のペットの数は、2000万以上。
一方、15歳以下の子供の数は、1600万人とペットの数が圧倒的に多いのが分かります。

ペットを取り巻く環境の変化

そして、ペットを取り巻く環境は、以前とは比較にならないほど、質が向上しています。
例えば、キャットフードは高くでも質の良いものを与えたい、という飼い主が増え、少しでも体調が悪くなれば、すぐに病院へ行き検査をする。

万が一に備えて、ペット保険に加入する方もいるでしょう。
さらに、屋外で飼われている猫や犬よりも室内で、しかも飼い主と同じベッドで寝起きを共にしているということも珍しくありません。

そのため、猫、犬の寿命が延び、高齢化も深刻です。
猫や犬、などのペットを取り巻く環境の変化はそれだけではありません。

猫に洋服や靴、靴下を着せて、おしゃれをさせる飼い主や猫専用のベッドを購入する方も多く、動物専用のアパレルショップも年々増えています。

ペットビジネスは今後さらに需要が高まる

上記のことから考えると、今後もペットビジネスは、拡大し、需要は高まると予想できます。

単身世帯のペットの数が年々増えていることを考えると、ペットホテルや介護施設の需要は高まり、健康を管理、病気やけがを治療する動物病院もなくてはならない職場です。

さらに、そこで働く獣医師、動物看護士、介護士やスタッフなど、専門知識を有する人材の確保は急務です。

将来性の高いペットビジネスに誕生する新たな仕事

将来的にさらに需要が高くなると予想できるペット関連に、新たな仕事も年々誕生しています。
その一つにペット捜索を専門とする探偵があります。

飼い猫がいなくなったという飼い主からの依頼を受けて、猫が行きそうな場所を捜索し、保護するお仕事です。

その他にも、飼い主に変わって、猫の散歩を代行する代行業や、猫のストレスを解消するアニマルカウンセラー、猫専門の写真を撮影するペット写真家、猫と猫をお見合いさせて、飼い主の交流を図るイベントなど、実にさまざまな仕事があります。

猫関連の資格は仕事として手に職をつけられる?

猫関連の仕事は手に職をつけられるか
猫関連の資格を持っていれば仕事として、手に職をつけられるのもメリットの一つにあげられます。

特に、女性は現在仕事があっても、結婚や出産を機に、仕事を退職せざる得ない状況に直面します。

そして、子供が大きく成長し、子育てから解放されると仕事の復帰を考えるでしょう。
しかし、いざ仕事をしようと思っても、なかなか再就職できないという厳しい現実が待ち構えています。

ですが、猫関連の仕事は専門的な知識や技術、能力、資格等が必要であるため、手に職をつけることが可能です。

手に職を持てば、年齢性別問わず、いつでも仕事復帰が実現可能で、場合によっては、独立開業も夢ではありません。

ここでは、猫関連の資格を取得し仕事で手に職がつくメリットをいくつか紹介します。

猫関連の資格で「就職に有利」

無資格、無経験よりも、資格を持ち手に職を持っている方のほうが、就職には有利です。
なぜなら、手に職を持っていることで、即戦力として高く評価されるからです。

雇う側としては、一から指導し、育てるよりも、収入に繋がる人材を最初から雇ったほうが無駄を省けるため、高い給与で就職することが可能です。

猫関連の資格で「厳しい時代を生き抜くことができる」

現在仕事に就いている方でも、将来ずっと安泰ではありません。
会社が倒産したり、経営悪化のあおりをうけリストラの対象になる可能性も少なくありません。

特に、子育て中の女性や結婚、出産を控えている女性の場合、転職、退職を余儀なくされることもあるでしょう。

そんな時、猫関連の手に職を持っていれば、何一つ不安を感じる必要はありません。

将来非常に有望な猫関連の仕事は、今後も需要が高く、手に職を持っていれば、万が一、リストラや退職の危機に直面しても、問題なくクリアできるはずです。

猫関連の資格で「自立できる」

先にも述べたように、手に職を持っている女性は、仕事面で大変有利です。
結婚、出産、子育てというタイミングで、長く勤めた会社を辞めることもあるでしょう。

子供が成長し、子育ての必要がなくなった後仕事に復帰しようとしても、年齢という大きな壁が立ちはだかります。

仕事のジャンルを問わず、融通の利く若い女性を好む傾向があり、30代、40代の女性の再就職をこころよく思わないことも珍しくありません。

そんな時、手に職を持っていれば、他に就職しなくても自立し、働くことが出来ます。
例えばトリマーの技術を持っていれば、自宅の一室を改装して、開業できます。

さらに、動物看護士や介護士に資格や経験、技術があれば、自宅でペットを預かることもできるでしょう。
手に職がつく猫関連仕事は、そのほかにもさまざまなメリットがあり、困難と言われる女性の仕事復帰、リストラや退職など、あらゆる危機にも柔軟に対応できます。

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猫関連の仕事での楽しい面とメリット

猫関連の仕事での楽しい面
猫が大好きな人にとって、猫関連の仕事は、とても多くの楽しい面があります。

ただ、猫好き以外でも、この仕事をして、「すごく楽しい」と思う部分がたくさんありますので、ここでは、猫関連の仕事での楽しい面を紹介します。

大好きな猫に囲まれて仕事ができる

猫好きにとって猫関連の仕事につくことで、最も楽しいことは、四六時中大好きな猫に囲まれて仕事ができるという点です。

猫が好きだけど、事情があって、自宅で猫が飼えない、方にとっても、職場で毎日猫と触れることができるので、とても充実した毎日が送れるでしょう。

1日の半数以上の時間を、仕事に費やす必要がある社会ですから、その時間を大好きな動物と一緒に過ごせるのは、楽しいに越したことはありません。

飼い主に喜んでもらえる

家族のようにかわいがっている猫や犬がトリミングで綺麗になったり、病気から回復する、ケガが直ったり、美味しいものが食べられるということは、飼い主にとって何よりも嬉しいことです。

猫関連の仕事につくと、そんな飼い主の喜ぶ顔を見る機会が多いのも特徴的です。
笑い声の耐えない職場は、とても楽しくストレスを抱え込まない環境でもあります。

見ているだけで癒される

猫関連の仕事での楽しい面は、色々な猫に触れることができ、その都度癒されることです。
動きや表情、そして人間に甘えてくるしぐさなど、見ているだけで本当に楽しくなります。

人間には、笑ったり、心から「可愛いな」と思うような精神状態は、すごく脳に良い影響を与えると言われています。

一説には、猫や犬に触れるだけで「幸せホルモンが分泌される」なんてことも言われています。
幸せホルモンの分泌は、別名高級美容液とも呼ばれており、女性が美しくなるためには必要なホルモンです。

つまり、猫関連の仕事について、「かわいいな」「楽しいな」と感じるだけで、美しくなれるのです。
そんな事を考えるだけで本当に楽しくなりませんか。

猫好きと交流できる

猫関連の仕事に就いている方のほとんどが、猫好きもしくは、動物好きです。
猫好き、動物好き同士が集まる職場は、常に笑いが絶えず楽しいと感じることは間違いありません。

仕事以外の場所でも交流を深めることができます。
また、飼い主との交流も多いため、猫好きな人と出会う確率も高くなります。

その他にも、猫関連の仕事は、楽しい事が一杯あります。
年齢も性別もまったく異なるタイプの方が働ける環境なので、新しい発見も多く、有意義に働けます。

猫に携わる仕事で大変な部分!デメリットは?

猫に携わる仕事で大変な部分
楽しいことやメリットが多い、猫関連の仕事ですが、当然仕事で大変な面もたくさんあります。

特に、命を預かる責任感の高い仕事で、かつ人間のように言葉を交わすことができない猫、犬などの動物を扱っているため、他にはない大変な事があります。

ケガが耐えない

見ているだけで癒される猫ですが、全ての猫が穏やかで、おとなしく言うことを聞いてくれるとは限りません。
ましてや、見知らぬ環境で、見知らぬ人と接する環境に突然連れて行かれたら、凶暴になるのが当たり前です。

そのため、トリマーや動物看護士、介護士、シッターなど、猫に直接関わる仕事では、ケガは耐えません。
指を噛まれたり、爪で引っかかれることは日常茶飯事です。

体力が必要

猫関連のお仕事は、意外にも体力が必要です。
犬などの大型の動物とは違う猫ですから、体力など必要ないと思っている方も多いようです。

しかし、小さく重量の軽い猫でも、場合によっては、全身の力で、捕まえたり、押さえたりする必要もあります。

また、トリマーなど不自然な姿勢を長時間とりながら、グルーミングをする場合は、足腰、腕などの体力に自信がなければ勤まりません。

その他にも、24時間体制で管理、観察が必要な動物病院や介護施設、ペットホテル等では、勤務が深夜に及ぶこともあります。

言葉が分からない

当然ですが、対動物なので、言葉を交わすことが出来ません。
猫や犬が何を求めているのか、何をしてほしいのかを分からず、失敗など、辛い思いをする事があります。

モンスター飼い主がいる

ペットをかわいがるあまり、ショップやトリマー、獣医師や看護士に辛くあたる飼い主も少なくありません。
中には、理不尽なことを言われることも少なくありません。

仕事量と収入が見合わない

高収入が期待される猫関連の仕事ですが、働く環境や地域によっては、残業や休日出勤が多く、収入面に不満を抱えることもあるでしょう。

しかし、このような問題は、猫関連の仕事に限らず、どの仕事にも起こりうる点です。
収入と仕事量に不満を抱え、仕事が大変だと感じる方は、転職等も検討するといいでしょう。

悲しい状況に直面する

動物病院などの場合、命を扱う仕事ですから、当然「死」という状況にも直面します。
特に動物看護士や介護士、ペットショップで働く場合は、悲しい死を何度も経験することでしょう。

以上のように、「猫が好き」という理由だけでは、続けられない大変な面も数多く存在します。
強い責任感と、覚悟を持って働かなければ乗り越えられないことも。

その他にも、飼育放棄、虐待などの悲しい現実を目の当たりにするケースもまれにありますので、猫関連の仕事に就く前には、楽しい面、辛い面の両方をよく理解するようにしましょう。

猫関連の仕事のやりがい

猫関連の仕事のやりがい
猫関連の仕事のやりがいをタイプ別に紹介します。
あなたが就きたい猫関連の仕事には、どんなやりがいがありますか?

ブリーダーのやりがい

ブリーダーとして働いたときの最大のやりがいは、種からの成長までを一貫して見られることです。

オスとメスの交配、妊娠中のメス猫の世話、そして出産に立ち会い、助産し、生まれたての赤ちゃんを立派な血統書つきの猫ちゃんに育て上げ、飼い主に引き渡すまでの期間をともに過ごせるブリーダーの仕事には、高いやりがいがあります。

その間、ちゃんと育たず、命が消えるという悲しい状況にも直面することでしょう。
逆に、自分が育てた猫ちゃんが大切にかわいがられている姿を見ることもあるといいます。

トリマーのやりがい

トリマーのやりがいは、トリミングや爪のカット、耳掃除などを行い、綺麗になったワンちゃんを見た飼い主さんの喜ぶ顔です。

毛の長い猫ちゃんの場合、トリマーのカットの技術次第で、雰囲気がまったく違うので、腕の見せ所です。
飼い主の満足度が高いほど、指名率も高くなり、努力次第で、どんどん上を目指すことが出来ます。

努力が、目に見えて評価されるところもトリマーのやりがいです。

医療関係でのやりがい

病気やけがの治療、ケアを行う獣医師や動物看護士、動物介護士のやりがいは、元気になっていく猫ちゃんの姿です。

運ばれてきたときにはぐったりとしていた猫や犬が、治療の甲斐あって、元通りの元気な姿を見せると、本当に「この仕事に就いて良かった」と実感できる瞬間です。

家族同様にかわいがっている飼い主もすごく喜びますし、多くの飼い主に感謝されるお仕事です。
大変な苦労もありますが、それだけにやりがいも充実感も格段に高いといえます。

猫カフェのやりがい

最近人気の猫カフェは、仕事や人間関係のストレスを抱えている人、癒されたい方が多く来店する職場です。

来店した時に元気のない方が、帰りに笑顔になっている姿を見ると、その時にやりがいを感じられます。
そのためには、猫の体調管理を徹底的に行い、元気な猫を育て、そしてだれもが癒される空間作りへの努力が必要です。

キャットフード等開発者のやりがい

キャットフードなどペットの食事、サプリメント、医療器具や医薬品開発に携わる方のやりがいは、開発した商品で、猫の健康をサポートできることです。

開発したキャットフードを美味しく食べてくれて、飼い主に評価され、結果として商品が、売れるという状況は、開発者としてのやりがいを感じられる瞬間です。

その他、就く仕事によって、やりがいを感じる瞬間は違います。
また、猫関連の仕事は、専門性の高い仕事であるため、他の仕事に比べても多くのやりがいが存在します。

副業として猫関連の仕事を考える

副業として猫関連の仕事をすることは可能か
猫関連の仕事は、副業も可能です。
ただし、中には、メインの仕事との両立が難しいケースもありますので、副業に適している猫関連の仕事をいくつか紹介します。

アルバイトとして働く

OLさんとして、朝9時から夕方6時まで働いている方におススメなのが、トリマーやシッターです。
夜10時ごろまで営業しているペットサロンでは、夕方6時、7時から夜10時までトリマーとして働けるアルバイトを募集しているところがあります。

また、週末土日のみの出勤や週に2,3回などの出勤等、メインのお仕事の妨げにならないようなスタイルで副業も可能です。

ペットサロンとしても、常時人を雇うよりも、繁忙期や来客が多い時間帯に勤務してもらったほうが、「都合が良い」と考えるため、双方にメリットがあります。

また、キャットシッターのアルバイトをする場合は、時間を調整することで、副業として、メインの仕事に支障をきたすことなく、猫関連の仕事に就けます。

例えば、近年急増の単身世帯でペットを飼う場合は、夜間勤務や残業の多いときにペットの猫の世話が出来ない、ホテルに預けることもできない、と言う場合など、キャットシッターが大活躍できます。

インターネットで副業する

猫関連のアパレル業の場合、実店舗を持たなくても、インターネットで服やグッズの販売ができるので、副業には最適です。

時間のあるときに猫の服をデザイン、縫製することもできますし、業者から取り寄せて、ネット販売することも可能です。

独立開業前の副業

独立開業を目指している方は、資金を集めるための仕事と、技術力や経験、ビジネスのスキルを学ぶため猫関連の仕事を副業にする事もおススメです。

例えば高収入が期待できるメインの仕事を一つ持ちつつ、ペットショップ、動物病院、介護施設、ホテルなどパートやアルバイトとして勤務し、独立開業まであらゆる技術を習得する方法です。

いきなり開業するよりも、ある程度の技術、知識、経験を養うことで失敗というリスクが軽減できます。

副業に向かない仕事

ただし、猫関連の仕事全部が副業できるというわけではありません。
特に24時間体制で、世話をしなければならないブリーダーの場合は、別の仕事との両立は難しいでしょう。

また、動物介護士や動物看護士の場合も、残業や時間外勤務等の可能性も高い、緊急性を要する呼び出しが多い、という理由から副業として別の仕事と両立させるのが、やや厳しいと思います。

以上のことからまとめると、猫関連の仕事は、副業に適している場合と、そうでない場合があるので、事前に調べてから副業を行うようにしましょう。

また、会社の規則によっては、副業を禁止しているところもあります。
万が一副業をしていることが会社側にばれてしまった場合、解雇処分、減給処分というペナルティが課せられることもあるので注意をしてください。

猫関連の仕事に就く方法と資格
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