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整体師の資格取得!資格の種類と費用・通信講座メリットとデメリット

整体師資格は通信講座のみでは危険な理由
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整体師資格は通信講座のみでは危険な理由

整体師の資格取得方法の一つに、通信講座があります。
通信講座は、自分の好きな時間、都合の良い場所にて学習できることから、近年特に人気で、様々な資格取得の手段として多くの方が利用しています。

しかし、整体師の資格取得のように実技が必要とされる職種においては、実技面の習得が難しいというデメリットがあります。

ここでは、整体師資格の取得で通信講座のみでは危険な理由と、通信講座では難しい実技取得の方法などを紹介します。

整体師資格の取得を通信講座だけで済ますのは難しい!気になる3つのデメリット

多くのメリットがある通信講座ですが、整体師の資格取得においては、通信講座だけでは不安な要素もあります。
それは、以下の通りです。

1、整体の実技指導が十分に受けられない

通信講座の場合、WEBを活用した動画やDVDなど映像を用いた学習が一般的です。
そこでは、現役で活躍される整体師の方々による実技が配信されているため、ある程度の実技の習得は可能です。

しかし、整体師は手技のみで体の不調を取り除く“高度で繊細な施術”を提供するため、映像では、どうしても伝えられない細かなテクニックがあります。
また、整体師は、患者と対面しての技術提供のため、個々の体に対する感覚や感触は、実際に経験してみないと分からないのです。

通信講座では、実技面の指導が直接受けられないため、それが最大のデメリットとなります。

2、自由スタイルゆえの継続の難しさ

通信講座は、時間も場所も定められていないため、自分の都合で学習を自由に進める事ができます。
別の仕事や学習に時間を割いている方にとっては、通信講座の自由な学習スタイルは、魅力的です。

しかし、それゆえに学習に対する意欲が続かないというデメリットがあります。
しかも、自分の好きな場所で学習できるので、例えば、自室の場合、テレビやマンガ、ネットサーフィンという誘惑によって勉強がおろそかになることもあるでしょう。

3、講座のペースと能力が追いつけない事も

通信講座は、数ヶ月から半年と、学習期間が決められています。
そのため、個々の能力によっては、その期間が短すぎると感じることもあれば、長すぎると思う場合もあるのです。

特に学習意欲が高く、習得スピードが速い人の場合、ダラダラと半年も時間を割く事にイライラが募ることもあるでしょう。
通信講座に限った事ではありませんが、自分の能力とは見合わない学習ベースになることで、資格取得時期が遅くなることもあります。

整体師資格の取得に通信講座が良い場合!おすすめできる3つのメリット

整体師の資格取得において、通信講座がお勧めできる理由は以下の通りです。

1、通信講座の学費が安い

通信講座最大のメリットは、通学スタイルに比べ、圧倒的に学費が安く抑えられるという点です。
例えば、整体師の専門学校に通学する場合にかかる費用は、入学金、教材費用、講座料等々を含め、年間100万円前後かかるといわれています。

一方、通信講座の場合は、およそ30万前後で抑えることができるなど、費用面の負担を大きく軽減できる点が魅力です。 

2、自分都合で学習できる

通信講座は、勉強する場所や時間は、定められておらず、全て自分都合で学習スケジュールを整えることが出来ます。
そのため、自宅やカフェ、図書館や公園など、勉強する環境をその都度変えることが出来ます。

さらに、早朝や夜間、昼間のちょっとした空き時間など、勉強する時間も自分都合で調整できます。
WEBで配信する動画も繰り返し再生することが可能で、メールやチャットシステムでの相談や質問等は、24時間対応しています。

3、繰り返し勉強できる

通学スタイルの場合、決められた時間、決められた場所で、さらに決められた日時のみで講義を行ないます。
そのため、体調不良や私用で講義に出席できなかった場合、その日の授業は一切受けられないのがデメリットです。

一方、通信講座の場合、DVDやWEB動画配信などが24時間、何でも繰り返し見直せるので、講義を見逃すという心配はありません。
また理解度については、個々により異なるので、自分の学習ペースにあわせ、課題をクリアしていくことが出来ます。

通信講座を上手に活用しつつ、デメリットを補う方法

通信講座は、通学スタイルに比べ、費用面の負担を大きく軽減できます。
さらに、自分の都合に合わせて、整体師資格を確実に取得できるので、是非多くの方に活用して頂きたい学習方法です。

しかし、先に述べたとおり、通信講座のみでは、やはり不安は残ります。
そこで、以下の方法で、通信講座のデメリットを上手にカバーすることで、デメリットがメリットにも変わり整体師資格の取得に大きな助けとなります。

1、働きながら通信講座で学習する

映像が中心となる通信講座の場合、実技面での不安がありますが、整体院で働きながら実技面を習得するという方法があります。
これなら、通信講座のみでも、十分に整体師資格取得を目指す事ができます。

現場で働くことで、整体師の技術を直接目で見て学んだり、仕事ぶりを肌で感じられるため、通信講座のみよりも早く整体師として活躍できます。

2、実技指導を直接受けられる通信講座を探す

通信講座の中には、通学スタイルの要素も合わせた学習方法を提供しているところがあります。
その場合、実技面の指導に関してのみ通学スタイルに切り替え、直接指導が受けられるので実技面習得における不安が払拭できます。

ただし、通学スタイルとセットになった通信講座は、提供先が限られているので、資料請求などをご利用の上、事前にご確認ください。

3、メールやチャット機能を上手に活用する

通信講座の学習ペースについていけない、逆にペースが遅すぎるという場合は、メールやチャット機能をフルに活用しましょう。
通信講座で提供されるメールやチャット機能は、24時間対応し生徒が抱える悩みを即座に解決してくれます。

学習内容が理解できないという場合や、少しでも早く新しい次ぎの学習に取り組みたいという内容の相談にも親身になって対応してくれるので、メールやチャット機能などのフォローサービスが充実している通信講座を選ぶといいでしょう。

4、整体師になる!と公言する

通信講座は、自由ゆえ継続が難しいというデメリットがあります。
そこで是非お試しいただきたいのが、SNSなどを活用し「整体師になる」と公言することです。

目標をあえて公言することで、資格取得という夢を現実に近づけることが出来ます。
その他にも紙に書いて、部屋中に貼るというのもお勧めです。

以上の4つの方法なら、通信講座のみの学習におけるデメリットをカバーし、整体師資格という目標を十分に達成できることになります。

「整体師資格は通信講座のみでは危険な理由」のまとめ

通信講座は、今や多くの方に人気の学習方法ですが、過信し過ぎても危険な要素があります。
次ぎのようなデメリットがあることは覚えておきたいところです。

・実技指導が十分に受けられない
・自由スタイルゆえの継続の難しさ
・能力が追いつけない事も

しかし、通信講座にもメリットがあります。

・学費が安い
・自分都合で学習できる
・繰り返し勉強できる

通信講座のデメリットをカバーし、メリットとなる部分を上手に活用する方法

・働きながら通信講座で学習する
・実技指導を直接受けられる通信講座を探す
・メールやチャット機能を上手に活用する
・整体師になる!と公言する

の4つです。
以上の方法で、通信講座の良さを存分に活用し、整体師資格取得という目標を実現させてください。

整体師の資格種類別、難易度とかかる費用の目安

整体師の資格種類別、難易度とかかる費用の目安
指や手を使った手技メインの施術により、全身の筋肉や骨格を本来の位置に調整。
結果、不調を取り除き、体本来の活力を引き出すのが、整体師の仕事です。

西洋医学とは、異なる観点から体調不良が改善できることから、近年幅広い年齢層の方々に高く支持され、多くのフィールドでの活躍が期待される整体師は、独立開業も可能で、成功すれば、数千万以上を稼ぐ事もできます。

このような事から、整体師は、若い人から大変人気の職種で、資格取得のための専門学校や通信講座なども年々急増しています。
整体師は、資格がなくても「整体師」として、働く事ができます。

が、資格がある人とない人とでは、技術面や知識面で大きな差が生じます。
そのため、

・患者さんの満足度
・患者さんからの人気度、知名度、リピート率
・独立開業後の成功率

などにおいて、大きく影響を及ぼすでしょう。
そのため、現在、整体師を目指す方のほとんどが、資格取得に向け勉強に励んでいます。

ここでは、代表的な整体師の資格の種類や難易度、費用面などを紹介します。

公的機関で働きたいならこれ!整体師に関連する3つの「国家資格」

整体師に関連する国家資格が3つあります。

それは、

・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師
・鍼灸師(はり師、きゅう師)

です。

整体師関連の国家資格を取得するメリットは

・整骨院や接骨院など公的に認められる機関で働ける
・独立開業に有利

ただ、整体師の国家資格を取得するには、定められた学習期間と国家資格試験受講資格が必要となりますので、事前に確認しておきましょう。

整体師の国家資格その1、「柔道整復師」

公益財団法人、柔道整復研修試験財団実施の国家資格で、

1、「柔道整復師」受験資格と難易度

学校教育法第90条の規定により、高校卒業後、厚生労働省や文部科学省認可の大学や専門学校で3年以上学ぶことで受験資格が得られます。
平成29年度の合格率は58.4%で、新卒78.5%、既卒16.7%となっています。

2、「柔道整復師」試験日、試験科目

試験は、毎年1回実施され、北海道から沖縄まで9箇所の地域に試験会場を設けています。
試験科目は、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学、公衆衛生学、一般臨床学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規となります。

3、「柔道整復師」受験手数料

受験手数料は16,500円で、受験願書、卒業証明書、見込み証明書、写真などを必要書類に記載、添付、提出の上手続きが完了します。

整体師の国家資格その2、「あん摩マッサージ指圧師(はり、きゅう師)」

財団法人 東洋療法研究試験財団実施の資格で、

1、「あん摩マッサージ指圧師(はり、きゅう師)」受験資格と難易度

学校教育法第90条の規定により、高校卒業後、厚生労働省や文部科学省認可の大学や専門学校で3年以上学ぶことで受験資格が得られます。

ただし、著しい視覚障害者については、学校教育法第57条の規定により高等学校に入学できるもので、あん摩マッサージ指圧師は、3年以上、はり師及びきゅう師は5年以上、上記学校または、養成施設で必要な知識及び技術を習得したものに与えられます。

平成29年度の合格率は63.3%となっています。
ちなみに、統計開始の平成4年から受験者数は、右上がりに増加しています。

2、「あん摩マッサージ指圧師(はり、きゅう師)」試験日、試験科目

試験は、毎年1回実施され、あん摩マッサージ指圧国家試験会場が、宮城県から鹿児島県までの6箇所、はり師、きゅう師国家資格が、北海道から沖縄県までの11箇所に設置。
試験科目は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師でそれぞれ異なるので、公式サイト受験内容にてご確認ください。

3、「あん摩マッサージ指圧師(はり、きゅう師)」受験手数料

受験手数料は1資格試験につき11,600円です。

以上、整体師に関連する国家資格は、いずれも、受験資格を得るため、指定された養成施設、または大学にて、少なくとも3年の学びが必要となるので、早めに情報収集を行い、準備しましょう。

短期間で整体師資格を取得したいなら「民間資格」

整体師に関連する国家資格と比べると、比較的短期間で資格取得が実現できるのが、整体師の民間資格です。
現在、様々な関係機関が整体師資格を提供しているので、ここでは代表的な民間資格を紹介します。

民間資格その1、「日本MTC療術師協会」実施の資格

《体の歪みを調整し、本来の力を引き出すための施術提供を行なえるスペシャリストで、資格の名称は「整体師」。
難易度は低く、短期間取得が実現可能》です。

受験料は、5,000円。

民間資格その2、「日本セラピスト認定協会JTOA」実施の資格

整体セラピスト、スポーツトレーナー免許、リフレクソロジスト免許、など整体のプロを目指す資格を数多く実施する団体で、合格すると関係機関実施のスキルアップセミナーなどへの参加特典が魅力です。

また、全国に100校ほどのスクールを設置しているので、どの地域からでも整体師のプロを目指す事ができます。
受験料は、3級で12,000円、2級15000円、1級18000円、申込用紙は、資格により異なるので、公式サイトより資料請求の上ご確認ください。

民間資格その3、「国際ホリスティックセラピー協会IHATA」実施の資格

整体師資格の中でも、セラピストに関する資格を多く実施している団体で、多種多様な療術を身につけることで、時代のニーズに合った整体師を目指す事ができます。
提供する資格は、メディカルトレーナーやリラクゼーションセラピスト、リフレクソロジスト、美骨セラピスト、アロマセラピストなど多岐に渡り、整骨院でも美容系に関するジャンルで活躍が期待できます。

費用や試験会場、そのた受験内容については、会員登録後(無料、有料の両方があり)のマイページもしくは、無料の資料請求により確認できます。
以上、代表する3つの民間資格を紹介しましたが、いずれも実施後の合格率などが公開されていませんが、国家資格に比べると難易度は低いと予想されます。

ただし、試験内容は、多岐にわたるので、計画を立て、整体師に関する知識、技術面取得に励みましょう。

「整体師の資格種類別、難易度とかかる費用の目安は?」のまとめ

 

整体師資格の有無により整体師としての地位や活躍の場、収入面で大きな差が生じることから、現在、多くの方が整体師の資格取得に向け努力しています。

整体師に関連する国家資格には、

・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師
・はり、鍼灸師

の3つがあり、いずれも定められた養成機関、大学にて3年以上の学びが受験資格となります。
民間資格は、現在数が多いためここでは代表的な3つの資格を紹介。

・日本MTC療術師協会実施の資格
・日本セラピスト認定協会JTOA実施の資格
・国際ホリスティックセラピー協会IHATA実施の資格

いずれも、短期間で資格取得は目指せるものの、合格率や費用面、試験内容が詳しく掲載されていないので、各公式サイトにて、早めの資料請求が急務です。

整体師になりたいのに資格が無いのは危険!必要な知識と考え方

整体師になりたいのに資格が無いのは危険!必要な知識と考え方
「整体師」の資格は通信講座などでもが取得でき、

・手に職がつけられる
・独立開業で成功すると年収数千万以上も可能
・高齢化社会で整体師のニーズが急増

等の理由で、年々整体師の人気は高まる一方です。

ところで、整体師は国家資格などの特別な資格がなくても、すぐに「整体師」を名のれる事は知っていますか?

そのため、無資格者の整体師も増えていますが、そこには大きなリスクがともなうということも忘れないでおきましょう。

・無資格者の整体師でトラブルが多発するのはなぜ?
・整体師に資格が必要な理由

について紹介します。

無資格で整体師になったら危険?どんなリスクが生じるの?

整体師とは、手技をメインとした施術で、患者さんの体に直接触れ、体に隠された不調を「揉んだり、ほぐしたり」することで、本来の体調を取り戻すためのお手伝いが出来る仕事です。
以前と比べ技術も進化し、アロマやカイロ、リフレクソロジーなどを整体と合わせた施術も増え、肩こりや腰痛といった症状だけでなく、小顔、ダイエット、美肌、アンチエイジングなど美容面の高い効果で女性にも支持されています。

また加齢で衰える機能を回復させたり、生活の質を高めるなど、高齢化社会が進む日本国内でニーズが高まっています。
このように、多くの方の健康や美容にアプローチできる整体師には、多くの知識と経験、高いスキルが要求されます。

しかし、無資格で整体師を業とするのは、大変危険です。
事実、無資格の整体師によるトラブルが多発し、年々増加傾向にあります。

例えば、無資格の整体師の矯正やマッサージで、肋骨骨折という大きな事故が発生、その他、整体師カイロプラクティックでは、頚椎損傷など日常生活に大きな支障をきたすほど重大な事態を招いているのです。

無資格者の整体師でトラブルが起こるのはなぜ?

整体師による施術中の事故で、現在、裁判が行われているケースもありますが、いずれも無資格の整体師です。
その他にも整体師の資格を持たない場合、就職が難しかったり、独立開業による成功率が低く、倒産という問題を抱えやすいのが現状です。

では、なぜ、整体師の施術で事故が起こったり、就職や開業後にトラブルが起こってしまうのでしょうか?
それは、次ぎの3つの「足りない」問題があります。

1、整体スキル、知識が足りない

無資格者の多くは、整体師に必要とされるスキル、知識が不足しています。
もちろん、無資格者でも独学で十分な知識やスキルを得ている方も少なくありませんが、ほとんどの場合、能力不足がトラブルの要因です。

整体師の資格取得の意味は、何も第三者に己の能力を証明するためだけではありません。
資格取得までの道のりは、毎日が学びの日々で楽ではありません。

数ヶ月から数年かけ、整体師の専門家から多くの知識を学び、そして直接技術指導を受けることで、晴れて「整体師」としての能力を認められるのです。
さらに、整体師の知識やスキルだけでなく、患者から不調の部分を聞きだすためのコミュニケーション能力や患者の不安を和らげるカウンセリング能力など、様々な能力を養う事ができます。

このような過程を経て、取得できる資格だからこそ、整体師の資格を持つものは、無資格者よりも質の良い施術が提供できるのです。

2、責任感が足りない

整体師の資格を取得せず、無資格で施術を提供し、トラブルを起こしているのは、整体師の仕事に対する責任感も要因の一つです。
例えば、整体師は、体を揉みほぐしたり、マッサージしたり、するのがメインのお仕事です。

しかし、医療器具のような専門的な器具は一切使用せず、ご家族や身近な方の肩をほぐす程度の感覚で、整体師として活躍されている方も少なくありません。
その結果、患者さんが深刻な病気を抱えているに気づけず、安易にマッサージを施し、命を落としかねない状況になることもあるのです。

整体師資格取得の際の勉強では、このようなトラブルを決して起こさないよう

・人間の体の構造を学ぶ
・重大な疾患による症状やそれに関する危険な施術法
・過去のトラブルの事例

なども深く学ぶので、学習するたびに、整体師としての責任感が自ずと身につきます。

3、経営スキルが足りない

無資格の整体師は、独立開業が極めて難しいのが一般的。
万が一、無資格で独立開業が出来たとしても開業した整体院に客が集まらない。または、短期間ですぐに倒産するといった問題を抱えることでしょう。

なぜなら無資格者は、利用する患者さんにとって不安でしかないからです。

イメージしてください。

マイホームを手に入れたいあなたは、数々の経験を持つ建築家に依頼したいですか?
それとも、「僕は自力で家を建てた事がある」と豪語する日曜大工が得意な普通の人に依頼しますか?

答えは、簡単です。
能力がはっきりと証明されている「建築家」を選ぶでしょう。

整体師も同様に、能力をはっきりと証明された有資格者が、圧倒的に独立開業後の成功率が高くなります。
また、整体師の通信講座やスクールでは、資格取得者に対し、独立開業を見据えた経営のアドバイスも実施しています。

そのため、無資格者よりも有資格者の方が、経営スキルに優れ独立開業による成功率が高くなります。
その場合、年収数千万以上も夢ではありません。

整体師の資格が必要な理由は?成功するために必要な3つの考え

以上のことから、無資格者の整体師に多くのリスクが生じる事は理解できたでしょうか?
このようなリスクを回避するためにも、民間資格、または、整体師に関連する国家資格を是非目指すべきなのです。

整体師の資格を取得する理由は

1、整体スキル、知識を十分に養う

整体師の資格取得を目指すためには、多くの学びが必要です。
整体の歴史にはじまり、伝統的な手技療法、さらには、海外と日本の施術の違いや骨格、筋肉の構造、人体のもつ自然治癒力など、幅広く学びます

さらに、患者さんの心をケアするためのカウンセリング力や会話を引き出すコミュニケーション力などを養うことで、よりスムーズな施術計画が立てられることでしょう。
このように、資格取得を目指すことで、整体師に必要なスキル、知識を養う事ができます。

2、整体師としての自覚が芽生える

 

整体師の資格取得に向けた学びには、施術中のトラブル、施術では改善できない症状や病気、その他、病気や不調で心を病んでしまう患者さんの状態など整体師のマイナス面も知ります。施術だけでは、どうすることもできない事もある、という状況を知ることで「整体師」としての役割りや自覚、責任が芽生えます。

一人でも多くの患者さんを、そして、少しでも体調不良を緩和したい、という強い自覚こそが、質の高い整体師を誕生させるのです。
その自覚を養うためにも、資格取得にある学びの過程は必要不可欠なのです。

3、就職、独立開業をスムーズに

整体師求人のほとんどが、有資格者を採用条件にあげています。
また資格の有無により給与や賃金も異なり、有資格者には、資格手当が加算され、高収入が期待できるなどやはり資格取得は不可欠。

その他、通信講座やスクールでは独立開業に向けたフォロー体制も充実しています。
整体師の能力だけでなく、経営などを学ぶことで、よりスムーズな独立開業が実現できます。

「整体師になりたいのに資格が無いのは危険!必要な知識と考え方」のまとめ

 

以上が、資格がない整体師に多発するトラブルのワケと、資格が必要な理由です。
無資格の整体師に多発するトラブルの原因は

・スキル、知識が足りない
・責任感が足りない
・経営スキルが足りない

スキルや知識が足りないことで、当然、正しい施術が提供できず、体の部位を損傷させる重大なトラブルが発生。
経営スキルが不足すると、せっかく開業した整体院も短期間で、倒産し、借金を抱えることに。

これらの問題を回避するには、資格取得が必要で

・スキル、知識を十分に養える
・整体師としての自覚が芽生える
・就職、独立開業をスムーズになる

等のメリットがあります。
何度も言いますが、無資格でも「私は整体師です」と名乗れます。

しかし、有資格者と無資格者の差は歴然です。
その違いを改めて、確認しておきましょう。

整体師を目指す時、難易度の低い民間資格と難易度の高い国家資格の選び方

整体師を目指す時、難易度の低い民間資格と難易度の高い国家資格の選び方
整体師になるため、資格取得や証明書などが原則必要とされないので、無資格でも整体師になれます。
しかし、資格取得証明書は、

・整体師がどの程度のレベルなのか
・どれくらい信頼できる整体師なのか
・この整体師の施術で本当に体調不良が治せるのか

など、患者さんが整体師を見定める基準になります。
また幅広いフィールドで整体師として活躍するためにも資格取得は、有利になります。

安定した収入を得る整体師を目指すためにも、整体師の資格を取得する事をおすすめします。

整体師資格には「民間資格」「国家資格」の2つがあるけど、何が違うの?

整体師の資格に「国家資格」というものはありませんが、「あん摩マッサージ指圧師」、「柔道整復師」、「はり、きゅう師」の3つ関連国家資格があります。
では、

・民間資格と国家資格は整体師の仕事にどう関わるのか?
・どの資格を取得すべきなのか?

などの疑問にお答えします。

1、整体師の「国家資格」って?

「国の法律で定められる資格のことで、知識、技術が一定の水準以上であることを国が認めているもの」

人の健康や安全な暮らしを守る目的で設けられた「医師」や「看護師」「弁護士」や「教員免許」等の業務独占資格と、専門家を育てる目的で設けられた「中小企業診断士」「介護福祉士」「精神保健福祉士」「保育士」等の名称独占資格の2つがあります。

柔道整復師は、骨折や捻挫、脱臼など骨や関節などの外傷を専門に治療できる施術師のことで、厚生労働省業務独占資格の一つです。
そして、あん摩マッサージ指圧師(はり、きゅう師)も、業務独占資格で、マッサージを業とできるのは、医師とあん摩マッサージ指圧師のみとなります。

いずれも、国が定める専門機関、大学等で関連する学業を受けることで、受験資格を取得。
国家試験合格後、国家資格が取得できます。

就職先は、公的機関、独立開業など幅広いフィールドで活躍できますが、受験資格取得まで少なくとも3年以上の学業期間が必要で、費用面の負担も大きいのがデメリット。

2、整体師の「民間資格」って?

整体師の民間資格は、とても多く存在します。
いずれも、数ヶ月から2年ほどで取得可能で専門学校や大学に通学しなくても、誰でも受験できます。

また、通信講座で学ぶこともできることから、費用面負担の大幅軽減や仕事や家事、別の学業との両立も可能で、現在幅広い年齢の方々が整体師を目指しています。
短期間で、整体師の資格を取得したい、できる限り費用負担を抑えたい、という場合に最適です。

以上をまとめると

整体師関連の国家資格は、受験資格を取得するまでに、3年以上の期間を要し、費用の負担が大きい。

しかし、取得後は、公的機関で働けるなど、トップクラスの整体師を目指すことも可能。
一方、整体師の民間資格は、誰でも資格試験に受けることが可能で、費用面負担も大幅に軽減できる。

昨今は、国家資格同等の民間資格も数多く誕生しているので、最短でかつ安価で整体師のプロを目指したい方に人気を集めています。

整体師の民間資格、国家資格、どっちを目指した方がいいの?

民間資格、国家資格、どちらが良いという事はありません。
「国家資格」は、相当なスキルを保持する人だ、という世間一般の印象が根強いため、多くの患者さんに選ばれる事は間違いありません。

また、整体師として公的機関で働きたい、独立開業を目指しているという場合も、国家資格の方が圧倒的に有利になることも。

ただし、国家資格よりもはるかに知識や技術面で上回っている整体師を多く輩出している民間資格もあるので、一概に国家資格ばかりが良いとはいえないのです。

しかしながら、国家資格は、やはり根強い印象アップに繋がるので、民間資格取得後に目指してみる価値は多いにあるでしょう。

その場合、短期間で素早く取得でき、かつ、国家資格同等のレベルを養える民間資格を取得しておき、その後、整体師として働きながら国家資格を目指すという方法がお勧めです。

「整体師を目指す時、難易度の低い民間資格と難易度の高い国家資格の選び方は?」のまとめ

 

民間資格、国家資格それぞれにメリット、デメリットがあるため、一概にどちらが良いという事は言えません。

例えば、民間資格は

・短期間で取得できる
・学費の負担が少ない
・国家資格同等のスキルが養える

等のメリットがある一方、国家資格に比べるとやや世間一般の印象が劣るというデメリットもあります。
一方、国家資格は、国が認める優れたスキルをもっているという好印象が根強く、客からの信頼を集めやすいのがメリット。

しかし、

・資格取得まで時間がかかる
・学費の負担が大きい
・資格試験が難しく一発で合格できるとは限らない

等のデメリットがあります。
そのため、まずは難易度の低い「民間資格」を取得し、整体師として活躍しながら難易度の高い「国家資格」を目指すという方法が良いのではないでしょうか。

この機会に整体師の資格について、改めて検討してみてください。

整体師になる方法と資格の取り方
整体師の資格取得方法!整体師になるには?「整体師の仕事や資格はどんなもの?」 「整体師になるにはどうすれば良いの?」 「整体師の知識がないけど最短で整体師を目指すには?」 ...
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