リフレクソロジスト

リンパドレナージュの資格はリフレクソロジストにおすすめ?!

リンパドレナージュの資格はリフレクソロジストにおすすめ?!
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身体機能や美容効果を高めるマッサージテクニックの一つ「リンパドレナージュ」は、1932年エミールヴォッダー博士によって開発。
正式には、「マニュアル・リンパドレナージ(MID)」といい、医療の現場でも通用する希少価値の高い手技療法として注目されています。

ただ、この手技療法だけをもってしても、最高で最大限の効果を引き出す事は出来ません。
一方で、リフレクソロジストを目指す方にとって、リンパドレナージュは、不可欠な資格で、この二つのテクニックがあってこそ、一流のリフレソロジストといえます。

互いの力を必要とし、そのタッグによって、一流のテクニックが身につく、リンパドレナージュと、リフレクソロジーについて、詳しく説明します。

リンパドレナージュとは?

デンマーク人エミールヴォデール(エミールヴォッダー)博士によって、考案されたマッサージ法。
考案のきっかけとなったのが、当時博士が診ていた鼻炎患者さんに共通する「首」「喉」のリンパが腫れという症状でした。

「この症状はもしや、リンパの流れの悪さが原因ではないか!?」
と、推測した博士はその後さまざまな研究と調査を繰り返し、1936年の「美容と健康の博覧会」で発表したことから、広く知られるようになった、と言われています。

日本では、現在美容目的で活用されるリンパドレナージュですが、フランスでは、主にリンパ浮腫などの病気治療に対し活用されています。
でも、なぜ?血管ではなく、リンパなのか?

そもそも、リンパってどんな役割があるのか?
そこら辺をもっと掘り下げて、考えて見ましょう。

「リンパ」って何モノ?

リンパ(液)とは、血液の中の「血しょう」という成分の一部のことです。
血しょうとは、血管内に存在。

血しょうが、毛細血管から染み出して、リンパ管に回収されると「リンパ(液)」と名称が変わります。
リンパ(液)は、不要になった老廃物やたん白成分、ウイルスなどの病原体を回収しながら、排出する、という働きをします。

例えば、家庭で使う水道!
上水道は、常に、きれいなお水を提供してくれますよね?

それと同時に、重要な役割をするのが、下水道。
汚れた水、不要なゴミを回収して、必要な場所に排出されます。

血液が上水道とすれば、リンパ管(リンパ液)が下水道、って感じかな?
リンパ液が流れるリンパ管は、静脈にからみつく形で、全身に分布。

しかし、心臓から動脈を通り、毛細血管で静脈に入り、再び心臓に戻るという仕組みの「血管」とは違い、リンパは、始まりと終わりが繋がっていません。
そのため、全身に分布するリンパ管を通ってきたリンパ液は、最終的に鎖骨下静脈に運ばれ、体外に排出されます。

しかも、リンパ管には、心臓のような巨大なポンプ機能がついていません。

ポンプ機能がない!
という事は、そのままでは、「流れてくれない」という事。

ただ、

  • 蠕動として1分間に2回から6回ほどの自発的な収縮
  • 運動による筋肉の収縮
  • 呼吸による横隔膜の動きによる収縮
  • 消化運動による収縮

などによって、リンパ管に圧力をかけて、リンパ液を流す事は出来ます。
しかし、上記で紹介した収縮は、運動不足や加齢、不規則な食生活、ライフスタイル、ストレス等によって、大きく乱れ、リンパの流れを著しく悪化させる事は容易に考えられます。

リンパ(液)は、体内に蓄積する「悪」を回収して、排出する、というとても重要な働きを担っているため、流れが滞ってしまうと、どのような健康被害が出現するかは、一目瞭然。

だからこそ、「リンパドレナージュ」が不可欠なのですね。
上記をまとめると・・・

  • リンパは、全身に分布し、体内に蓄積する「悪」を回収し、排出する
  • リンパには心臓のような強力なポンプ機能がないため、流れを促す(リンパドレナージュ)必要がある

リンパドレナージュとリフレクソロジーの違いと共通点は?

リフレクロソジーとは、リンパドレナージュの効果を最大限に引き出すためになくてはならないテクニックです。

リフレクソロジーとは

アメリカ人医師によって発見された反射療法のこと「リフレクソロジー」といいます。
reflex(反射)とology(学や論の意)を組み合わせた造語で、日本では「足裏マッサージ」と呼ばれる事もあります。

第二の心臓とされる足の裏(手のひらなど特定の部位を含む)を刺激することで、健康促進、自然治癒力の向上、リラックス効果、疲労回復が期待され、欧米では、ガンやエイズ患者などの痛みを和らげる緩和ケアである補完療法として、また入院患者のリラクゼーション療法として、医療の現場で活かされています。

具体的に次のような効果があります。

1、血液・リンパの流れを促進

心臓から送り出された血液は、血しょう成分によって、各機能に新鮮な酸素と栄養を届ける。
それと同時に不要になった老廃物、ウイルスなどをリンパ液が回収し、細胞やリンパ管を通って心臓に戻る、もしくは体外に排出される、という機能があります。

しかし、重力によって、足に流れた血液とリンパ液は、戻るべき場所に戻れない、という事態に陥ることがあります。
栄養と酸素を運ぶ役割がある血液が、心臓に戻れない場合は、各機能への栄養補給が難しくなり、リンパ(液)が出口となる鎖骨下静脈に戻れない場合は、体内に老廃物が蓄積し、さまざまな健康費被害が出現するでしょう。

そこで「リフレクソロジー」の出番です。
第二の心臓と呼ばれる足裏、また下肢を中心としたマッサージ(リフレクソロジー)を取り入れることによって、正常な流れを促進し、本来の機能を整えます。

2、各機能の正常化

足裏には、各機能からのSOSが現われます。
それは、各機能から離れていてかつ足裏が、全身を表現するまとまった部分だからです。

例えば、心臓の1%に何かしらのトラブルが発生した、としましょう。
ただ、1%のトラブルなど心臓本体に大きな影響を及ぼすとも思えず、特に表立った異常は見られないはずです。

しかし、心臓から遠くに離れた足裏や下肢だったら?
心臓が100%正常に機能していれば、100%の力で、足裏に届き、再び心臓に戻るはずが、わずか1%のトラブルによって、あと少しの力が重力によって阻まれ、心臓に戻る機能が80%までに低下してしまうでしょう。

本体から末端部に離れれば、その分トラブルが顕著になるのです。
そして、足裏というのは、リンパや血液によって、あらゆる機能と一つに繋がっている部分であるため、各機能からのSOSが最も見つけやすい場所となります。

パッと見て、「あの人若いな~」と思うような人でも、首や手、目元をじっくり観察してみると、細かいシワやシミがあるってことがありますよね。
それは、各機能の老化が遠くに離れた首筋や口元目元の皮膚にSOSとして現れている証なのですよね。

本体のわずかなトラブルも、末端部になるほど、より明らかになり、いち早く、見つけることができる、それがリフレクソロジーです。

リンパドレナージュとリフレクソロジーの違い?

「リンパドレナージュ」が、血液、リンパの流れを活性化し、各機能に栄養や酸素を届け、老廃物を排出するのに対し
「リフレクソロジー」は、反射区(足裏など)を刺激することで、本来の自然治癒力を高める目的があります。

両者には、リンパ液に対する手技療法と、反射区に対する手技療法という大きな違いはあるものの、互いになくてはならない働き、機能である事は、上記のことからも明らかです。

リフレクソロジストにリンパドレージュの知識や技術は役に立つの?

ストレスを軽減し、深いリラックス効果をもたらすフレクソロジストは、足裏を刺激し、各機能に反射させることで、正常な機能を整えます。
ただ、人間の体に及ぼす「悪」は、生活、食事、ストレス、その他緊張や疲労など、あらゆるものが考えられる為、リフレクソロジーの技術ばかりでは、不十分です。

身体の仕組み、栄養素の働き、そしてこれらを全身に運ぶ血液、老廃物を回収するリンパの働き、そして、正常な機能を整える技術を備えるリンパドレナージュの資格を取得する事はとても重要です。

そして、今、リラクゼーションの現場では、リフレクソロジーとリンパドレナージュの知識や技術は不可欠な二大技術として注目されています。

リフレクソロジーの資格とリンパドレナージュの資格を両方とるメリットは?

リラクゼーションの現場で、活躍するために、不可欠なリフレクソロジーとリンパドレナージュの資格を簡単に説明します。

リフレクソロジーの資格

足の裏の反射区を刺激して、肩こり、ストレス、腰痛や冷え性、肌荒れなどのさまざまな不調を解消するために活かせる資格です。
刺激の強弱や方法などの違いから、東洋式と西洋式の二つに分かれます。

ですが、一般的には、西洋式が主流で、民間団体が実施する資格試験で取得可能です。
身体の仕組みや栄養素の働き、そして、反射区の対応する臓器、栄養の偏りによる機能の低下、身体への変化など、幅広い知識が要求されます。

さらに効果的なリンパマッサージ、ツボ押し、などの技術を身につけると、リフレクソロジーノ効果を最大限に引き出すことができることから、リフレクソロジーの資格と同時にリンパドレナージュの知識や技術を学ぶ事もあります。

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リンパドレナージュの資格

リンパドレナージュは、リンパの流れを促進し、女性特有のトラブルを予防、軽減したり、肩こり、疲労回復、免疫機能向上などあらゆる美容、健康効果をもたらす技術です。
解剖生理学による人体の構造、機能の理解、リンパの流れ、働き、身体機能等生理学を学び、高い知識を得ることが必要。

またエステやサロンで活かせる美容リンパドレナージュと、リンパ浮腫などを緩和するのが目的として医療リンパドレナージュなど、あらゆる場で活躍できます。
ただ、一流のリンパドレナージュとして活躍するには、医学知識、リンパ浮腫などの知識、リフレクソロジーの技術、知識も最低限必要となります。

以上のことから、リフレクソロジーとリンパドレナージュは、共通する部分と、互いに補うことで、より有益な効果をもたらすことができます。
そのことからも、両方をとることで、多くのメリットが得られるということが分かります。

  • 一流のリフレクソロジストになりたい
  • 美容から医療現場へと活躍の場を広げたい
  • 世界中で活躍したい
  • あらゆる症状に適応したい

という方は、特に両方の資格を取得することをおススメします。

リンパドレナージュの資格は他にどこ(職業や職場)で使える?

リンパドレナージュの資格は、あらゆる環境で活かせます。

リフレクソロジストになるには?
リフレクソロジーを仕事にしたい!働く前に知っておきたいリフレクソロジー業界リフレクソロジストとして働くためには、免許や国家資格のような特別な資格は必要ありません。 そのため、資格がなくてもリフレクソロジス...

1、エステやリラクゼーション・ヒーリング・デトックス関係の各施設

最も代表的なのが、エステやサロンなど美容系の職場です。
エステティシャン、マッサージ師、セラピストなどの名称で募集しているところがほとんどです。

女性を中心とし、美肌、ダイエット、リラクゼーションなどを目的に活躍できます。
最近では、美を意識する男性も増えていることから、メンズ系のサロン、リラクゼーション施設での募集も増えています。

アルバイト、パート、副業などライフスタイルに合わせて、働き方が選べるのも魅力。

2、整体、病院、介護など医療系施設

美容系のリンパドレナージュに比べ、難易度は高くなりますが、医療系の資格や技術を取得することで、病院や介護施設、整体院などの施設で働く事もできます。
最近では、ガンやエイズ患者、さらにリンパ浮腫などの補完医療としての必要性も高まり、病院等で、医療系リンパドレナージュの資格保持者を高収入で採用しています。

医療リンパドレナージュ、リンパ浮腫セラピスト、リンパドレナージなど、民間団体が実施する資格によって、名称は異なりますが、幅広く、さらに高い分野でこの技術を活かしたい方におススメで看護士のキャリアアップにも注目されています。

3、スポーツジム・個人トレーナー

最近増えているのが、スポーツ選手などの専属トレーナーとしての活躍です。
本来の力を整えるため、不可欠なパートナーとしてトップアスリートが個人契約し、活躍しているリンパドレナージュの方も少なくありません。

その他、地域のスポーツチーム、企業へのトレーニング指導、その他、さまざまなスポーツ関係のシーンで活躍できます。

まとめ

以上のことから、リフレクソロジストを目指すならリンパドレナージュの資格がおすすめの理由は、

・血行を促進し新陳代謝を改善、免疫力をつけることで、自然治癒力を高めるという点でリフレクソロジストと共通する目的がある
・双方の効果を最大限引き出すため、リフレクソロジー、リンパドレナージュどちらの技術、知識も不可欠
・幅広い場で活かせる

の3つです。
ただ、それ以外にも、リフレクソロジスト、という言葉自体日本では、まだ馴染みが浅く、場合によっては、「何それ?」と受け入れられない可能性も考えられます。

一方、「リンパ」とつくマッサージや、美容法などは、あらゆる雑誌、メディア等でも深く浸透し、セルフケアとして取り入れている方も今や珍しくありません。
そのため、「リンパドレナージュ」の資格や技術を取得しておくことによって、人と深く接しやすい、馴染みやすい、その環境に溶け込みやすい、というメリットもあります。

特に、将来自分のサロンを開きたい、という夢がある方とって、お客様に受け容れやすいモノを身につける事は、成功への第一歩となるのでは?
いずれにせよ、リフレクソロジストを目指すにあたり、リンパドレナージュの資格は、とって置いて損はない資格といえます。

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リンパドレナージュはリンパのマッサージをし、体内の老廃物を体外に排泄するというものですが、リフレクソロジーと同じように体のトリートメントを行うことで共通しているものです。

もちろん資料請求は無料ですので、興味があるスクールや講座を遠慮なく選べます。

「リンパマッサージに興味がある!」「リフレクソロジーに役立つ知識が欲しい!」という方なら一度目を通しておいても損はありません。

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