ペットトリマー

トリマーを仕事にしたい!トリマーはどんな職場で働く?

トリマーという職種の特性

トリマーという職種の特性

トリマーの職業はどのようものか

トリマーのお仕事の特徴は、動物関連の仕事の中でも募集が多く、ペット関連の資格の中でも人気の高い事です。

動物関連の仕事では需要が高い

動物が好きで、動物と接する機会の多い仕事に就きたいと考えている方なら、トリマーのお仕事はとても魅力的でしょう。

動物関連では畜産などの職業もありますが、畜産の場合はペットとは違いかなり割り切ったケアが必要です。農産物の範疇として動物をケアするのと、飼い主の愛情の注がれるペットでは基本的に全く異なった職業観が必要といっても良いでしょう。

不思議な事にペットを求めるのは動物の中でも人間だけです。しかもペットによって癒されるのも人間だけです。

こういった動物に対してケアを行う事は、間接的に人の手助けにも繋がる事ですし、飼い主とペットに同時に十分な快適さを与えることができるトリマーは、仕事の喜びも格別ですね。

このような理由からペット関連の進路を目指し、その具体的な進路としてトリマーが高い人気があるのは、需要の増大とともにさらに発展していく職業としての期待感があるからでしょう。

職人的な技を磨く職業

トリマーの仕事は動物相手ではっても、人間と同様、あるいはそれ以上に繊細で奥の深い職人芸とも考える事ができます。

ペットの幸福とは何でしょうか。それは人間とともに生活し、愛され長生きすることです。そのお手伝いを直接担当できるのがトリマーという職業です。

多くの経験をこなすほど、いろいろな喜びや失敗があり、それを糧にしながらさらなる高みへ技術を磨きあげていける職業は、ありそうでなかなかありません。

トリマーになったばかりの頃は、動物がなかなかいうことを聞いてくれない、カスタマーが無理な注文ばかりする。簡単そうな作業なのにとても時間がかかってしますといった悩みも多いものです。

しかし仕事が終わって動物も嬉しそう、そしてお客さんも喜んでくれるというダブル効果は、この仕事をやっていて本当に良かったと思う瞬間です。やればやるほど時にはスランプもありますが、それだけに見返りも大きい仕事、それがトリマーなのです。

発展性のある仕事

トリマーを取り巻くペット業界の将来はますます発展していく兆しが見えます。それだけペットに癒しを求める人が増えるという事になるのですが、人間の生活様式が多様化するのと同様、ペットの生活様式も将来多種多様なサービスの展開が期待されます。

人の性分は奇妙なもので、自分一人で楽しんだりリラックスしようとしてもうまくいかないのだそうです。ところがペットがいるだけで自分もペットも楽しめるというような生活様式が既に始まっています。

「ペットと買い物」「ペットと旅する」「ペットとグルメ」などなど趣向を探せばキリがありません。そしてトリマーの仕事は飼い主さんとペットが快適に過ごせるようにあらゆる技術を駆使してお手伝いする職業と考えられています。

ところで、皆さんはペットと自分の食事はどちらが先とお考えでしょうか。最近は自分よりも先にペットにエサを与えてからという方が多くなったそうです。

また、出かける時にペットもいっしょに連れて行きたいという方も増加しているといわれます。こういったところからも、ペットのケアひとつにしても軽視できない市場の拡大が予想されますね。

トリマーの魅力とやりがい

トリマーの魅力とやりがい
トリマーは犬や猫の毛並みの手入れや健康管理のチェックなど飼い主に代わってお手伝いする仕事です。

犬や猫が大好きであれば、どなたでもお仕事に従事することは可能ですが、生き物を扱う職業であり、それも管理者が別にいるペットですから、厳密で正確な知識と技術が求められる仕事でもあります。

ここではそういった基本を踏まえた上で、この職業の魅力や楽しさについて考えてみたいと思います。

大好きな動物と仕事ができる

トリマーのお仕事の魅力は、自分が好きな動物を相手に仕事ができる点が最大の魅力でしょう。

他の職業でも動物の世話をする仕事はありますが、動物を魅力的に見せる、もっとかわいく仕上げるという目的に特化した仕事はトリマーの他には見当たりません。

トリマーを目指す方もトリマーの魅力の最大の理由は、犬や猫といった動物が大好きであるという事です。

飼い主さんに喜んでもらえる

トリマーの魅力は動物の専門的な世話を行う事で、もちろん動物のためにも良い事であり、良い仕事はきっと喜んでくれているはずです。

しかし実際に報酬を払って仕事の評価を与えてくれるのはカスタマーです。どんなに大変な仕事でもカスタマーが喜んでくれると辛かった事も忘れてします。

それほど飼い主さんに喜んでもらえる事がとてもやりがいのある仕事として感じられるのですね。

やればやるほど奥の深い仕事

トリマーという仕事は日常的なペットの管理だけではなく、ペットのコンテストや品評会でも重要な要素を持っています。

一流の血統の犬がその魅力を十分に表現するにはどうすれば良いのかといったところまで仕事の質も問われる世界です。

飼い主の期待以上の仕上がりであれば、飼い主さんも自分のペットの再認識もあるでしょうし、これまで以上に愛情も深まるに違いありません。

このようにトリマーの仕事は、どれだけやれば十分というものでなく、やればやるほどさらにやりがいのある仕事です。

良い仕事をするためには日々勉強の毎日となります。こういったところに魅力を感じる方も多いのです。

トリマーの民間資格の取得においても、こういった専門的な知識・技術レベルのスキルアップが用意されています。

自分で道を切り開くチャンス

トリマーでお仕事をするのは、雇われ作業に従事する事ばかりではありません。ある程度の経験を積めば自分でトリミングサロンなどを開業してさらに専門的なトリマーとして進む事も可能です。

一般にカリスマトリマーと呼ばれる方のように独自のセンスを打ち出して成功することも可能ですし、ペット関連業界へ新たに参入する店舗を経営する事も可能です。

関連業界へのステップアップといった可能性も考えられる将来性も期待できます。

トリマー職は技術です。従ってトリマーのお仕事には国境がありません。自分の腕ひとつで世界中のペットのいるところで仕事を始めることが可能です。

自分のペットにも最適

トリマーは技術を身につけてしまえば、生涯個人的に請け負うような仕事もでき自宅開業などの可能性も開けます。

そして最後に付け加えるようですが、トリマーのお仕事経験は自分のペットのケアにも使える事でしょう。

生涯ペットと一緒に楽しく暮らせるというのは人生の最高の楽しみになるに違いありません。

トリマーの活躍する職場

トリマーの活躍する職場
トリマーになりたいと考えている方も、それではトリマーとして仕事をするにはどのような機会があるのかといった疑問がわくと思います。ここでは実際にどのような職場でトリマーが採用されるのかご紹介したいと思います。

大規模店舗の専門ショップ

最近は大型ショッピングモールなどで、ペットの販売や被毛のケアなどを行う店舗の出店が多くなってきました。これにともないショップでトリミング担当のスタッフを募集する場合も多くなりました。

こういったショップではペットを同伴して訪れるショッピング客が安心して買い物ができるよう一時預かり所を設けていたり、ペットのくつろげる様々なサービスを展開しています。

一例としてイオンペットビューティーサロンはトリマー養成所を保有しており、こういったトレーニング施設からトリマーになるといった道もあります。

獣医師などの補助

動物病院の診療助手という形で募集されていることが多い職種ですが、やはりペットとして診療に訪れるのが多いのもドッグです。

こういった職場では動物は被毛が多いため診療の際に邪魔にならないようカットしたり、処置した後動物が回復するまでのケアなど飼い主に代わって面倒を見る仕事になります。

ペット美容サロンとは異なりますが、動物の健康面からトリミングを行う場合も多い仕事といえます。

ペット専門の美容室

都市圏を中心とした住宅地などにはペット専門の美容室、サロンといった店舗があり、人間と同様にペットの容姿や健康に関する様々なサービスを展開しているところがあります。

規模も店長を含め2~3人というところもあれば、大規模美容室と同様に駐車場完備で従業員も十数人以上という本格的なところまであります。

こういったペット美容専門サロンなどであればトリミングの技術を専門にして働けるというメリットも大きくなります。

しかし専門店である以上、必要とされる技術の質やケアの内容は高度になる場合もあり、見習いなどで試用から始めてある程度の仕事をこなすようになってから本採用となる場合も多いと言えます。

職場によっては「温泉浴」「泥パック」「アロママッサージ」といったエステ趣向な作業もありトリミングサービスの最先端と考えても良いでしょう。

ペットショップのスタッフ

一般のペットショップでも犬猫を扱っているところなどで付属のトリミング設備を設けているところも多くあります。

こういったところでショップの従業員として募集されるケースがあります。大規模店舗になりますと雑貨やスポーツ用品なども扱っている場合もあり、トリミング専属というわけにも行かない場合がありますが、他の作業との兼ね合いで優先的にトリミングの仕事に配置される場合も多くなります。

こういった店舗では定期的に従業員の配置転換を行うのが普通なので、いつも動物の世話ができるとは限りませんが、トリマーの資格などがあればある程度採用にも有利になる場合があります。

ドッグショーの専門スタッフ

ドッグショーやコンテストは定期的に開催され、優れた犬を選抜する行事です。犬の場合は血統の良さの他にもその犬の健康状態や品格などが競われます。

こういった行事は犬のオーナーの実益にも繋がりますので犬の持ち味を最大限に引き出すトリマーの技術は求められています。開催側の専属のトリマーの採用などもありますので本格的にトリミングの技術を深めたいと思うのであれば、こういった職場は適しています。

トリマー専門学校の講師

トリマーの養成学校も最近では増えてきました。トリマーの資格取得を目指す人も増大する中で後進の指導を行う人材も求められています。専門学校ではこういった募集も随時公開しています。

警察犬・盲導犬などのケアスタッフ

犬を扱う機関では多くの犬の日常の世話などを担当するスタッフを募集する事があります。特に警察犬や盲導犬といった実働犬の養成所や最近ではホスピス犬などの役働犬・役働動物の施設も増えてきました。

こういった施設で仕事を行う場合にもトリマーの技術が生かされます。

トリミング作業を通してその犬の健康状態を観察し、病気や寄生虫などの早期発見を行う役目も求められます。

出張トリマー

出張トリマーと言えば個人営業のようなイメージがありますが、仕事の都合などで来店が出来ないカスタマーのために一般家庭などに出張してトリミングサービスを行うフランチャイズ的な職種もあります。

出張トリミングサービス組合のようなものです。マネージャーと携帯電話などで連絡をとりながら、求める先に出向きペットのケアを行うペットの出張美容師ですね。

その他

ブリーダーの専属トリマーや「ペット可マンションの専属トリマー」「ドッグランやドッグカフェの専属トリマー」など、ペット業界の多様化を反映して今後も多くのトリマーの仕事が出てくると思われます。

動物関係の仕事を考えている場合は、まず最も需要の多いトリマー関連から始めてみるのも良いかと思われます。

トリミングだけじゃない仕事内容

トリミングだけじゃない仕事内容
トリマーさんの仕事はトリミングだけではない

トリミングだけの仕事は珍しい

トリマーさんの仕事は実際どのようなものになるのでしょうか。実はメディアなどで紹介されているトリマーのお仕事のイメージはごく一部でしかありません。

動物相手に一日中毛を切ったりシャンプーをしたりすることは稀で、その他の仕事が山ほどあるのが普通です。

トリマーさんのお仕事といっても、動物専門のヘルパーさんとして考えた方が的を得ています。

お仕事としてトリマー募集という求人を出している職場でも、職場の業務全体としての流れは場所によって異なるのが一般的です。

店舗を併設している職場もあれば、ペット預かり所のサービス人員として募集している場合もあります。

また、動物病院などでは獣医師助手として動物の世話や診療のためのトリミングといった技術を必要としている場合もよくある話です。

このようにトリマーさんの仕事内容は、働く場所それぞれで全く違う場合も多い事に注意してください。

応募をする前に職場見学などで実際の仕事内容を見せてもらうのが一番ですが、多くの場合トリミングの専門技術だけで仕事が出来る方が珍しいと考えて良いでしょう。

基本は仕事全体の流れの中で、トリミングする機会がどれくらい含まれているのか、事前に良く調べておくのが良いでしょう。

トリミングの仕事内容

では、具体的にトリマーさんの仕事にはどのようなものがあるのか列挙してみましょう。日常のお仕事はほとんど店舗の管理業務と考えて良いでしょう。多くは立ち仕事が主体となり、体力も必要です。

・ペットを迎えに行く
カスタマーの家まで迎えに行きます。

・グルーミングやトリミングを頼まれる。
一般的なトリミングに関連する基本業務です。

・ペットの散歩を頼まれる。
トリミングの空いた時間に散歩もサービスします。

・ペットの子守を頼まれる。
カスタマーの都合でペットを預かる場合があります。

・ご飯をつくって食べさせる。
担当のペットの食事の世話も大切な日課です。

・汚れた身体をきれいにする。洗ってあげる。
引き受けたペットは基本的に清潔な状態で送り出します。

・皮膚病管理
皮膚などの細かい部分などに異状がないか調べます。

・排泄管理
ごはんと同様、預かった動物のケアです。

・店舗の日常業務や商品管理
電話応対や来客応対なども含まれます。顧客管理や在庫管理などの集計なども任される場合があります。
店舗の清掃などもおこないます。

その他特別な仕事

動物病院では、手術や傷の処置のために必要な部分だけをトリミングしたりカットしたりといった特殊作業になります。動物によって、あるいは処置の内容によって方法は異なる場合が普通です。

一般のトリマーの仕事も犬や猫の手入れという面で同じように見えますが、特別な種類の犬・猫、ドッグショーやコンテストに出場する動物などと一般家庭のペットでは全く考え方が変わってきます。

特別なペットの場合はその本来の価値を落とすような仕上げは考えられずカスタマーを失望させるような作業は行う事はできません。そのため十分な知識と技術を必要とし、個々の動物によって特別な流儀・作業仕様となる場合がありますので留意しておきましょう。

トリマーの技術と中身

トリマーの技術と中身

トリマーの仕事技術について

トリマーという作業は具体的にどのような事を行い、どのように呼ばれるのか、ここでは少し詳しく見て行きたいと思います。

トリミング

トリミングは、犬などの容姿のバランスを考えてブラッシング、クリッピング、カッティングを施す技術です。

ペットの毛の手入れ全般を意味しますが、狭義では毛のカットによる仕上げとなります。西洋ではグルーミングと呼ばれる作業がこれにあたりますが、ボリューム的に異なります。

日本ではトリミングとグルーミングは区別して使われる事が多く、グルーミングの技法の中にトリミングやベイジングが含まれるのが普通です。単にトリムと呼ばれる時はカッティング主体で行う簡略的な作業になります。

グルーミング

トリミングに対してグルーミングを分けて呼ぶ時は、グルーミングは動物の体全体の手入れを意味します。この場合は毛を整えるトリミング作業に加えて、口、歯、被毛、爪切り、肛門周辺の手入れやシャンプーなどを行うのがグルーミングです。

ベイジング

シャンプーやリンス作業です。

ドライング

カッティングの前の下準備やベイジング後の仕上げのために専用ドライヤーを使って体毛を乾かす作業です。

ブラッシング

ブラッシングはカッティングやクリッピングをスムーズに行うための準備作業と仕上げ作業で使われる技法です。また、シャンプー前などにもb念入りなブラッシングで毛玉の除去を行うことにより切れ毛を防止する目的があります。

用途に応じたクシ目や大きさのブラシを使い毛並みを整えたり残り毛を除去する場合に使われます。オイル・ブラッシングという作業は被毛に専用のオイルを使ってブラッシングする手法です。

特に長い被毛を持つ犬種では健康維持のために毎日ブラッシングすることが望まれます。

カッティング

ハサミやバリカンなどを使って伸び過ぎた被毛をカットする事です。バリカンを使用する場合にはクリッピングと呼ばれる事もあります。

バリカン(クリッピング)

バリカン(クリッパー)を使って毛を刈ったり、抜いたりして容姿を整える作業です。トリマー専用の自在に長さを調節できるバリカンがあります。

ペットクリップ

一般的なクリッピングスタイルです。犬種によって決まったカットスタイルがあり、プードルのラムクリップなどは良い例です。

ショークリップ

特別なカットスタイルでドッグショーやコンテストの際に用いられるカットスタイルです。各開催地で決まった基本スタイルが用いられるのが普通ですが、ドッグショー専門のトリマーもいるぐらい高度な技術と手間がかかるカットスタイルです。

シェービング

カミソリなどを使って、毛をそるようにして切ることをいいます。 プードルのように犬種によっては被毛を大幅にシェービングする事が推奨される犬種もあります。

ストリッピング

ストリッパーという器具を用いて使って毛を抜く作業です。

スイニング

ブラシや専用具を用いて毛をすいて整える作業です。

サッキング

シャンプーをしたあとに、濡れた毛が絡まないように体をタオルで包むことをいいます。動物を抱いて移動したりする時や身震いして周囲に水気を撒き散らすのも防止できます。濡れたままいきなりドライヤーで乾かす事はくせ毛になりやすくなるので、こういった作業でしばらく間を開けます。

チッピング

毛先をほんの僅か少しだけカッティングすることをいいます。

トリッピング・オフ

はみ出した背中や顔のムダ毛を手作業で抜き取る作業です。

ラッピング

被毛の汚れや傷から保護する目的で行う作業です。少しずつ毛を束ね紙に包む作業になります。お店のサービスやカスタマーの意匠としてリボンをアレンジして結ぶ作業などもあります。

【例】トリマーの職場ではどのような1日なのか?仕事の流れ

【例】トリマーの職場ではどのような1日なのか?仕事の流れ
これからトリマーの進路を考えている方は、いったいトリマーとはどのようなイメージの仕事になるのか漠然とした感じしか無いはずです。

一般的なトリミングのイメージは大体予想がつきますが、一日中同じような仕事をやるとは限りません。一日に何頭こなすかというぐらい常時満員でトリマー専門の気合の入った職場の方が珍しいぐらいでしょう。

仕事の準備

トリマーの仕事は勤務先の予約状況や職場の環境によっても異なってきます。ショップ付属のトリミングでは別室や屋外の専用スペースで動物の世話から始めているという職場も常識です。

もちろんペットショップで扱っているのは犬、猫といった動物だけではありません。魚、小鳥・小動物・昆虫などすべての動物に餌をやりゲージの掃除や健康チェックなどを手早くやらねばなりません。

残念な事に死んだり極端に弱った動物は、店舗の規定による処分なども、開店前に滞りなく済ませます。この他にも店全体の掃除や開店準備など、打ち合わせやスケジュール確認などを行うことから日課が始まるのです。

仕事に就いて最初の頃は、何ひとつにしても一から相談しなくては何もできず、間に合わないので要領を得るまでは出勤一時間前、二時間前というのは仕方の無い事かもしれません。

しかし畜産など動物を大量に扱う現場では毎日がこういった早朝勤務の連続であることも忘れてはならないでしょう。

開店後

開店後は来客や予約の連絡などで頻繁に予定作業が中断されながらトリミングを行います。トリミングも担当する動物の種類や性格、そして仕上げの注文なども異なりますので、単純作業など絶対にあり得ません。

新しい予約が入れば現在の作業を無理してでも早めに切り上げるなどの工夫も必要となるので、とてもリズミカルに仕事ができるものではありません。

予約の時間が来ると時間通りに到着する場合は良いのですが、遅れて来るカスタマーも普通です。待ち時間にはいつでも対応できるように準備を整えたり、手の回らなかった作業を行ったりします。

お客様が到着すると今度は打ち合わせや仕上がりの相談・アドバイスなどを行い、スケジュールに無理がかからないように考えながら予定を埋めて行きます。終了時間などは、即座に判断して引取りの予定時刻などお客様に伝えなくては仕事が始められません。

トリマーの仕事はシャンプー、リンス、ドライングはもちろん、爪切りなどのグルーミングからトリミングまで、1頭を一人で行うのが普通です。

一連の作業を一通り行うのに2~3時間はかかります。1頭が終わって次のトリミングの前には、全体的な後始末作業が必要です。切った毛の始末、用具の片づけ・手入れに加えて部屋の掃除も行います。

ウイークエンドなどは予約が何件も重なりますので、担当が終わるまで同様の作業が続きます。動物を相手にしますので、こちらの都合で待ってくれる事はありません。

立ち仕事なので途中でちょっと休憩というのは余裕がある場合でも1頭が終了した時ぐらいです。休憩無し、食事無し対応する場合もあります。

閉店後は通常のショップの片付けや在庫管理、予定の調整などが残っています。そしてショップの動物たちの世話が朝同様に待っているのです。

その他の職場では

以上のようなトリマーの一日の例は、ペットショップの代表的な例ですが、動物病院であってもトリミングサロンの場合でも、トリミングだけで一日を費やす事はほとんど考えられません。

動物病院であれば入院中の動物の世話から、衛生重視の病院全体の掃除、診察・処置の手伝いなどもありますし、緊急処置や急患の場合はトリミングよりも治療が優先され、それも大急ぎでやる必要があるのです。

トリマーは動物の世話といった単純なイメージとは全く異なり、なかなか骨のおれる仕事と考えて良さそうですね。

稼げるトリマーになる!カリスマトリマーへの道

稼げるトリマーになる!カリスマトリマーへの道
トリマーを志す方の中には、ありきたりのトリマーでは終わりたくない、人より一歩抜きん出たトリマーになりたいと志を抱いている方もいらっしゃると思います。

稼げないトリマーと稼げるトリマーのどちらになりたいですか?

と、聞かれればほぼ100%稼げるトリマーになりたいと答えるはず。

ここではそういったトリマーの夢の一つである稼げるトリマー(カリスマトリマー)について記事にしました。
カリスマと呼ばれるトリマーはいったいどのような存在なのか、どこが普通のトリマーと異なるのか考えてみたいと思います。

カリスマトリマーとは

カリスマトリマーとは、トリマーの中でもほんの少数の人達に捧げられる呼称です。

美容師さんにもカリスマといわれる呼び方がありますが、トリミングの世界でも同様の優れたセンスや特殊技術を体得した方はカリスマトリマーとして職業的な評価がかなり高くなります。

カリスマトリマーであれば、予約が殺到するため1頭あたりの単価は総じて高価になります。せっかくトリマーを目指すのであれば、やはりカリスマと呼ばれるぐらいに成功を収めたいですね。

カリスマトリマーの魅力

カリスマトリマーは、忙しいというのが相場です。その理由は実際のトリミング作業も行いますが、それ以外にも公演を依頼されたり、指導書などの著作、専門学校の客員講師などを依頼されるといった本業以外の仕事も多数入って来るためです。

トリマーの作業だけでは一日にできる作業にも限界がありますので収入にも限界があると考えていいと思いますが、カリスマトリマーの場合にはトリミング以外での大幅な収入アップが期待できるとうメリットがあるでしょう。

収入がアップするということは、自分のトリミング技術のさらなる向上のために投資できるという事を意味します。また経済力や知名度を生かして海外の最新技術の情報なども豊かに獲得できます。

こういったトリミングの正のサイクルが回り出すので、さらなるアイディア、イメージの創出といった事も不自由なく行えるようになります。

そして自分を含めたトリマー業界に新しい息吹を吹き込む事ができる点でもとてもやりがいがあるでしょう。

カリスマトリマーの技術・知識

普通のトリマーとカリスマトリマーではきっと明らかな技術や知識の違いがあるだろうと考えている方も多いでしょう。確かにそういった傾向はあります。

しかしカリスマトリマーである要素は、多分に性格的な適性などが大きな比重を占めていると考えても良いでしょう。つまり自分の独自技術、良さ、オリジナリティなどを強くアッピールできる方は、カリスマトリマー向きな性格であると考えて良いでしょう。

つまり平凡は言葉で表現しますとトリマーへの情熱という事になりますが、情熱・やる気が強烈であれば、技術・知識も自然とついてくるものなのかもしれません。

天才が天才である理由は自分が天才であると信じる事ができるからだそうです。もちろん天才と自惚れは紙一重ではありますが、トリマーも職業観を突き詰めていくと、やはりカリスマトリマーに行き着くしか方法が無いようですね。

職人なのに芸能人なんて声も出そうですが、自分の技に感心して喜んでくれるのなら、それも良いのでは無いでしょうか。

まとめ:稼げるトリマーになる!カリスマトリマーへの道

せっかく目指すのであれば、稼げるトリマーになりたいですよね?

日本でトップのカリスマトリマーと呼ばれている方は、ペットサロンを経営し、講演やセミナー等もこなし、その年収は1億円とも言われています。
そこまでになるのは大変なのは誰でも理解できますが、かなり夢がある職業だとは思いませんか?

あなたの頑張り次第で、年収が500万円、もしくは1000万円位になる可能性もあるということは覚えておくと良いのかもしれませんね。

ペットトリマーになる方法と資格
ペットトリマーになる方法と資格「毎日、犬や猫と触れ合いたい!」 「ワンちゃんが何よりも好き!だから仕事でも関わっていたい!」 「ペットトリマー(ペットの美容師)に...
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